撮り続けてきた「おいしい」は「たのしい」暮らし
今日は、自分の作品について、書いてみたいと思います。
宣伝をしたところで、沢山用意できないので、どちらかというとこっそりと販売しています。
オリジナルのシールやポストカードを作るようになった経緯については、過去に記事を書いています。
手帳デコがとっても上手でセンスのあるフォロワーさんから言っていただいた言葉がキッカケで、自分が撮ってきた写真を作品化しました。
特に趣味もやりたいこともなく、なんとなくSNSを眺めては、ちょっとでも暮らしを楽しむことをしたいと思い、買ったり作ってきた美味しいものを撮影してきました。
器を選び、そこに載せ、構図を考える。
何かに繋げようなんて考えもまったくなく、何かできることや楽しさを見出したいな、というような感覚でした。
強い意気込みがあるわけでもなく、体も今よりもっと調子が悪かったので、気が向いた時に。程度。
その一つ一つのピースを繋げた作品「yummy!」を作りました。
今まで作ってきた他の作品にも、食べものの写真は使ってきたのですが、今回は特に数年前にも遡って、「おいしそうなもの」を探し、集めました。
この作品は、家の中で撮り続けた食べものとテーブルコーディネートで、数年の間の写真たちになります。
左下は、パスポートサイズのノートにしてみたものです。
不器用な私には沢山生産することが難しく、今日の時点(2023年12月25日)では私以外に一名の方しかお持ちではありません。レアです。
「おいしい」という気持ちって、救いでもありました。
私の場合、最近になってやっと病名が分かったものの、体に日々感じる痛みと苦痛というものを、軽減させる方法もあまりなく。
どうしても辛さで気持ちがいっぱいになるところを、おいしいものって、少しの時間、そんな気持ちを忘れさせ、自分自身を満たしてくれたりしました。
「おいしい」は「たのしい」
それは、私からの感謝の気持ちみたいなものなんです。変かもしれませんが。
私の気持ちを満たしてくれた上に、時間が経ってもなお、写真を通して誰かの気持ちをホッコリさせてくれたら。それほど嬉しいことはありません。食べものって、美味しいものって、すごい。
自分の中では、もうしばらくしたら、自分の作品を販売することをやめるかお休みしようかな、と考えていました。
そうしたらなんか、思い出に記事を書いておきたくなりました。
自分のしていることが、何かに繋がるって、本当に分からないもの。
みなさんが今何かに夢中になっていたり、没頭していたり、頑張っていたり、楽しんでいたとして。
どこかで挫折したり、虚しくなったりしても。
その経験自体がやっぱり、唯一無二で素敵だな、とも思うし、これから先の人生でどう実を結ぶか、何かに繋がるのかは、未知数です。
何かふわっと優しく抱きしめるような気持ちで、経験を大切になさってください。
そして、最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日を。
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