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虹色のカジキが釣りたくて(親子で楽しめるゲーム)

金曜日、めずらしく家族3人の休みが一緒になった。
息子とわたしは午前中発達障害の療育に行き、午後からは3人ででかけることにした。

釣りへ!

釣りと言ってもゲームの釣りである。
ゲームセンターにある『釣りスピリッツ』というゲームが去年から我が家で流行っている。

ショッピングセンターの中のゲームセンターの前を通った時に、息子がこれやってみたい、と言ったのがきっかけで始まった。
何か新しいことに挑戦することが苦手な息子が“やってみたい”と言ったのだ。
100円玉を渡して応援した(100円玉でもメダルでもできる)。

竿の形のコントローラー、『サオコン』で魚を釣るゲーム。
大きな画面の中をいろんな魚が泳いでいる。
実在する魚もいれば、ゲームにしかいない魚もいる。
サオコンをふってウキを飛ばす。
魚が食いつくとブルブルと振動する、そしてくるくるとリールを巻くのである。

ずっと釣っていると、けっこうくるくるするのが疲れる。
息子は疲れると、パパ釣ってと言ってパパにサオコンを託した。
パパも疲れて二人休憩中はわたしもチャレンジしてみる。

今日は負けられない戦い。
いつものゲームセンターではなくラウンドワンにしかない釣りスピリッツのすごいやつ(画面が大きい)にしか出てこない特別な魚を釣りに来たのだ!

虹色のカジキ、ギャラクシーマーリン!

息子と夫はYouTubeでこれを釣る動画を見ていた。
わたしはそれを後ろから見ていた。
息子がこれを釣りたいと言うので、車で1時間ぐらいかかるラウンドワンまではるばる来たのだ。

いつものゲームセンターとメダルの枚数の単位が違う。
メダルがたくさんいる。
しかし、今日は我が家のレジャーとしてきた。
アプリのクーポンを活用しつつ、ちょっと太っ腹にメダルにお金を払った。

どんどんメダルを入れ、どんどん釣・・・釣れない!
魚がかかっても糸が切れてしまう。
必殺技(魚にダメージを与え釣れやすくなる)も効いているのになかなか釣れない。
いつもと基準が違うようだ。

メダルがなくなり、一旦帰ろうとする。
だけど、
「つりすぴする…」
しょんぼりと息子が言った。

そうだよね、虹色のカジキも出てきてないもんね。
よーし、じゃああと一回だけやってみよう。
このメダルがなくなったら帰ろうね、と言って、泣きの一回のメダルを準備した。

そしてまた釣り始めてすぐ現れたのだ。
あの、ギャラクシーマーリンが!!

がんばれー!がんばれー!
息子を応援する。
巨大な虹色のカジキが輝きながら画面上を泳いでいる。
かかった!
小さい手で一生懸命リールをくるくるまわす。

だけど、糸が切れてしまった…!


でも、

見れたね。
動画でしか見たことなかった、あこがれの魚。

夫もわたしも、本物見れたね、みたいな達成感を得て帰り道に着いた。


去年から、ゲームセンターで釣りスピデビューして、スマホアプリの釣りスピ、そしてニンテンドースイッチの釣りスピをやりこんでからのラウンドワンであった。

実は長崎のハウステンボスにさらに巨大な画面のもっとすごいやつがあるらしいのだ。

長崎・・・
行っちゃうんじゃない?!

なんかもう、息子だけじゃなくてパパもママも楽しくなっちゃってるのであった。



おわり。

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