これからFFブランドをどう立て直すか?

ファイナルファンタジー作品の新作FF7リバースが発売されたが、初週売れ行きがあまりよろしくない。
続編物なので一作目より当たり前のように売れ行きは落ちるし、前作がわりと待たずにフリープレイでゲットできたので、二作目もフリープレイかサブスクで安く遊べると思って買わなかった人が多いんだろう。

前作のFF7リメイクもそうだが、まずはソニーハード独占で出し、次にPC版はepicでしばらく独占するみたいな事をすると、ソニーとepicからそれぞれ独占の見返りとして結構な額の金をスクエニは得る事ができる。
おそらく今回のリバースもPS5独占でソニーから100億円くらいもらい、その後のepic独占で50億円くらいは対価としてスクエニは得る事になるんではなかろうか。
リバースは3D素材が前作より使いまわししている部分もあり、開発費は200億円は下回っているだろうから150億円ほどソニーとepicから独占契約で得ると残りの開発費はPS5、その後のepic,steam版、XBOX版、次世代switch版の販売分で余裕で回収してその後は売れれば売れるほど利益になる。

もし時限独占せずマルチで同時に出すと初週売り上げは増えるが、最終累計はどれだけ増えるかは正直よくわからない。
「他機種でも遅れても出るなら買う」という人がわりと多いので、最初はPS5やepicで時限独占やって手堅く開発費を回収する方をスクエニは選んだんだろう。

<FFブランドをどう立て直すか?>

ここからはFFブランドの立て直しに話を移そう。

FFの本編はかなり美麗な映像にするために開発コストもかかるし、なにより開発期間が長いのがFFブランドをどんどん駄目にしている最大の要因。
ドラクエも同じ原因でブランド価値がどんどん低下している。

もちろん美麗グラフィックのFFも望んでいる人はいるから今後も出していくべきだが、「美麗グラフィックのFFとは別にもう一つのFFシリーズをもっと早いペースで出していく」みたいな事をしたらどうだろうか?

グラフィックは聖剣伝説の新作くらいに留めて馬鹿みたいに作り込みすぎない。こっちのFFシリーズはフォトリアル系ではなく聖剣伝説みたいなトゥーン系のグラフィックにする。
というか聖剣伝説用に作った3D素材を色々こっちにも流用すると、開発費を下げて開発期間も短くできる。

それで中学生から大学生あたりをメインターゲットにしたストーリーのファンタジーRPGをFFの新しいシリーズとして3,4年に一度のペースで出していく。
こっちはアクションRPGではなく普通のターンベースRPGにして。

従来同様超美麗グラフィックのFF(FF17、18)は開発期間長いペースで出し、別のチームで聖剣伝説のようなトゥーングラフィックのFFシリーズを3,4年ペースで出していくという感じに。
またこの新しいFFシリーズ(と聖剣伝説)用に作った3D素材はスクエニが出す今後のスマホゲームの方でも色々流用して開発コストを下げると良い。

プラットフォームはswitch次世代機、PS5、XBOX、PC(steam,epic)のマルチで同時に出すようにすればワールドワイドで初週300万本は余裕で突破し、累計1000万本越えを目指せるシリーズに成長するのではないだろうか。