もはや衝動

(10月は7本しか書けなかったから今月は10本書く!)

と、僕のバンドでは各自月間目標みたいなものをいくつか掲げ自己研鑽に励んでいる。
そもそも僕自身がルーズな人間だから、これがどうワークするのか不安もあったのだけれども、いざ始まってみると、月末振り返りをするたびに、少しずつ進歩していることが可視化されて大変気分が良い。なにせ全員でその目標やら振り返りやらをインターネットで共有しているわけで、目標に向けてちゃんと行動出来てないと結構恥ずかしいのだ。その羞恥心が怠惰な自分を動かしてくれる。
(嫉妬や不安みたいなネガティブな感情は、人を強制的に動かすのに優れているよな〜ネガティブなのに!)

今月10本ブログを書く、という目標は「言葉の力を高めるため」にやってるのだけれども、これを書いてる今現在、「言葉の力、高めたんで〜!」なんてことは1ミリも思っていない。
スマホからポチポチ文字を打ち込んでる時間がずーっと、ゆるく、心地がいい。安田講堂の壇上で東大全共闘を前に紙タバコを吸いながら演説する三島由紀夫のようなパリッとした緊張感が、非常に心地良い。(誰に届くねん俺の言葉は!という意味で)

ときに、創作活動はもはや衝動と呼ぶべきだよなぁと思う。
ブログを書く、音楽を作る、絵を描く、写真を撮る、etc...
誰に需要があるとか、今流行りはこうだからとか、そういったことを全部無視した「やりたいから、やる!」みたいな作品がめっちゃ好き、俺は。
これは人間の、内から湧き出るドロドロした、訳の分からない精神物質的なものが、その人を突き動かして、手を動かしている。それはもはやその人の意思ですらない気もするし、得体の知れない何かを強く感じる。

「で、結局何が言いたいの?」みたいな音楽とか文章ってたくさんあるけど、その中でもなんか引っかかる、強く惹かれるモノってのは、必ず存在する。
それを探してる、みたいなところはある。俺の人生。なんか世の中と、周りと趣味合わなくなってきたな〜ってタイミングは、まさにこの境界線。俺はこっちを掘る人生は豊かで素晴らしいと思ってる。
こんなブログ最後まで見てる君もきっとこっち側、いつからこうなっちゃいました?俺は21で留年して近所のおっちゃんにmoloko教えてもらって爆音で魔法少女まどか☆マギカをみっちり解説付きで一気見鑑賞会したあたりからおかしくなりました。おわり。


No thank you.