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ええんやで。

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最近の記事

不倫

物心つく前に父の不倫で両親は離婚していたので、父の顔や声などは思い出せず、当然父に関する思い出らしきものは一切ない。母にはこの事を詳しく聞いたことはないので「不倫が原因で離婚したよー」くらいしか情報はないが、生まれて間もない子どもがいるにも関わらずコレなのでしょうもない奴やな、くらいには思っている。 昨今のタレントの過熱気味な不倫報道から、不倫は7割の男性がしてるからーとか、遺伝子にそう組み込まれてるーだとか、一夫一妻制は破綻してるーとかなんとか言う輩がいるようだけれども、そ

    • めちゃくそダルいブログを書き続けるのはもはや意地

      どう考えてもブログはクソだるい。長文乱文を打ち込む過程で誤字脱字が大量に発生する、校正がダルい。長くなればなるほど文書構造が複雑になってめちゃくちゃ読みにくくなる、改行も気にしないといけないし。なにより大して見てもらえない。検索流入なんてたかが知れてるしブログSNS内でのアクセスなんて相互フォロー目的の"挨拶"で誰も読んじゃいない。 文明の発展は「速さ」と「小ささ」を求め加速度的に進歩していった。CPUやHDDの進化はそれの最たるものだし、わかりやすいもので言えば音楽再生機

      • 歴史、思想すべてぶち込んで

        数ある漫画キャラクターの中でも、ハンター×ハンターに出てくる幻影旅団のクロロ団長(ケロロ軍曹みたいで可愛い)がかなり好きで、彼のセリフを見るために読み返すことが、たまにある。 旅団(クモ)ではオレが頭でお前達は手足、手足は頭の指令に対して忠実に動くのが大原則だ。それは機能としての話で生死の話ではない。例えば頭が死んでも誰かが跡を継げばいい、場合によっては頭より足の方が大事な時もあるだろう。 (クロロ=ルシルフル/12巻・流星街回想編) 思想のない組織はトップが崩れると仲間

        • 真心を聴く

          色んなバンド音楽を聴きすぎると、人は音楽EDになる。そもそも大多数の人は音楽を色々聴こうとはしない。いくつかの好きなアーティスト(ないしジャンル)の音楽を繰り返しずっと聴き続けるのが一般的な楽しみ方になっている。 何かの間違えで色んな音楽を聴き始めてしまった人(このブログを見るような人)は、WAVファイルを再生するだけでは興奮しなくなって、ライブに軸足をズラしていくハメになる。 漏れなく僕も音楽EDで、ライブに軸足がズレて、しまいにはライブをする側(音楽を楽しむの崖の淵、別

        不倫

          運命

          今日は朝から飲んで下北沢で古着を見ようと決めていた。寂しさから1日の行動をツイートする愚行に走るが、そこから堀田くんがドラムを叩いてるNOHALAを観に行く格好になった。 運命というのは、こういう時に使うべき言葉だと思っていて、何気ない日々の点と点が線になる瞬間は、たまらなく美しい。堀田くんのことは会って1発で良いやつだと思ったし、ユーモア溢れる会話に知性を感じた。バンドはいつかタイミングが合えば〜と思ってたが大概俺は人のライブに行かない。極度の面倒くさがりだし、やはりライブ

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          新・ヤンキー待望論

          俺はヤンキーを待ち望んでいる。 中学生の頃、圧倒的にモテたのは不良グループだった。ブカブカのボンタンにドルチェ&ガッバーナのバックル、サムライウーマンかライトブルーの香水をこれでもかと振り撒き、セブンスターを透けるワイシャツの胸ポケットに差し込む。4、5人の集団で常に行動し、取り巻きにいるヒョロヒョロ子分は害のないオタクにイキリ散らかす。二限が終わると校舎裏の神社で他校の不良グループと合流し、駄菓子屋で万引きしたブタメンを食べながら前略プロフでいきり立ってる陰キャを潰すだの

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          死体

          玄関先にゴキブリが仰向けになって死んでいた。家の周りに設置したコンバットが見事に機能している証拠である。 俺はゴキブリを始めとする虫全般が苦手。幸運にもそれは脇に寄せられていたので、そのまま放置している。驚くことに、遺体発見から1週間経った今も、当時と変わらぬ形でそこに眠っていた。 なんとなく、死体は勝手になくなっているものだと思っていたのだけれども。甲州街道沿いで車にはねられた三毛猫や、総武線快速に飛び込む男の人も、知らぬ間に綺麗さっぱり消えていたのは、最終的に誰かが“片

          死体

          2018.11.07

          @下北沢ライブホリック 1週間前にライブしたのに、すごく間が空いた気がする(みんな言ってた)し、暇だった。バンド以外にしたいことは、そんなにない。そんな俺たちはライブ中毒、ライブホリックにぴったりだったりする。 ばったり会った大学の先輩(しかもyoutebeの広告で!)は、飲みに誘ってくれたけどライブには来てくれなかった。そりゃ好きでもないものわざわざ金払って見に来ねえーよなあ。 好きじゃなきゃ出来ないようなことをしているなと、最近やっと気づいてしまった。 時間と金をかけて

          2018.11.07

          読書会的な海外ドラマ会を

          2ヶ月くらいかけてやっとプリズンブレイク(今更)をシーズン1〜4までを見終えた。ファイナルブレイクを二話分残して、とりあえず「組織」との戦いに決着がついて、大変ホッとしています。 シーズン2〜3あたりは退屈みたいなレビューもあるけど、俺はずーっと興奮ハラハラドキドキしながら楽しむことが出来て超満足。なんならちょっと疲れるくらいに集中して見入ってしまうストーリー展開の多さは長編モノなのに脚本頑張ってるなって感動する。あと死んだと思ってたら次の話で復活(海外ドラマではお決まり?

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          同じことばかり

          過去のツイートやブログを一年くらい遡ってみると、大体同じようなことを言っていることに気がつく。ざっくり分類すると5,6個くらいの主張しかない(厳密にもっとあるかもしれんけど...)。「諦めなきゃ負けない」とか「情け人の為ならず」とか、そんな感じのことを、何回も何年も繰り返し言い続けている。 主義主張ってのはそう簡単に変わらないし、日を追うごとにその強度は高まっていく。その過程にカタルシスがあるとすら思える。 作る曲もそうで、色んなバンドやアーティストの影響は受けつつも、振

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          君のいない町に

          一人暮らしを始めて5年、引っ越しを3回して、今住んでる高幡不動が4件目の家。 地域差があるものは、お惣菜の値段やタイムセールの開始時間とか、そういった些細なもので、人混みがどうとか緑が多くて住みやすい、なんてことは住めば都、3ヶ月も同じ場所で暮らすとどうでもよくなる。 住む場所を決める上で最も重要なことは、大切な人がそこにいるかどうか、だと最近気づいた。友人や家族、恋人がいない町で暮らしたところで、ごはんを食べるのもお酒を飲むのもお祭りにいくのもずっと1人。君のいない町には

          君のいない町に

          もはや衝動

          (10月は7本しか書けなかったから今月は10本書く!) と、僕のバンドでは各自月間目標みたいなものをいくつか掲げ自己研鑽に励んでいる。 そもそも僕自身がルーズな人間だから、これがどうワークするのか不安もあったのだけれども、いざ始まってみると、月末振り返りをするたびに、少しずつ進歩していることが可視化されて大変気分が良い。なにせ全員でその目標やら振り返りやらをインターネットで共有しているわけで、目標に向けてちゃんと行動出来てないと結構恥ずかしいのだ。その羞恥心が怠惰な自分を動

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          インターネット、ギャンブル、セックス

          数年ぶりにマクドナルドにやられてしまった。ソフトツイストをここ数日ほぼ毎日購入している。乳脂肪分がたっぷり練り込まれた濃厚なソフトクリームは、俺の脳内に一時的な快楽をもたらし、「明日も此処へ来い」と悪魔の手招きをしている。 これはいわゆる砂糖依存症というやつだ。砂糖には、アルコールやドラッグと同様に、脳内にドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質の放出を促す効用がある。それらの神経伝達物質は体に快感を覚えさせ、濃度が薄まると禁断症状が現れたりする。当然、砂糖の取りすぎは体

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          TikTokで踊れない全ての大人たちへ

          明治時代以降の初等教育において重要視されていた、読む・書く・計算(そろばん)。それから100年経ち、新しい元号を迎える今、文科省ではこれを「ググる・Youtube」へ見直すよう検討しているらしい。 (というのは冗談として)「ググる・Youtube」はこれからのインターネットジャングルを生き抜く術である。自分の子どもには必ず覚えてほしい言葉の一つだ。 例えばエアコンが突然臭くなったとき、「エアコン 臭い 原因」といった具合にGoogleの検索窓に打ち込むと、エアコンが何故臭

          TikTokで踊れない全ての大人たちへ

          僕たちはジャスティンビーバーのRTを待つだけでいいのか

          バンドで売れたい、有名になりたい、好きなことをして生きていたい、etc... 一発当てることを夢見る僕らは、MVリリースのTweetがジャスティンにリツイートされることを待つだけでいいのか。いやそんなことない、それだけじゃダメなことは分かってるよ!ってことで、「売れるための手段」として例えばバンドマンは以下のようなアプローチをとる。 ・ライブハウスで知り合った人と相互フォロー ・友だちに「リツイートしてね」とDM ・下北沢駅周辺でビラ配り ・フェス系オーディション応募

          僕たちはジャスティンビーバーのRTを待つだけでいいのか

          これからのパクリの作法について

          インターネットと音楽制作環境のコモディティ化によって、誰でも低コストで大量に作品を世の中に出すことが可能になった。 一昔前だったら、何十万もするMTRを使い手間暇かけて音源を作っていたものが、今や無料のDAWに内蔵されたシミュレータアンプとドラムセットを鳴らしてサクッとバンドサウンドが作れる。歌に自信がなければ初音ミクを呼べばいい。 いま存在する曲の数はいくつあるのか、フェルミ推定した記事があった。 ざーっくりはしてるがおそらく数億曲はあるだろうという。でもそれくらいあっ

          これからのパクリの作法について