めちゃくそダルいブログを書き続けるのはもはや意地

どう考えてもブログはクソだるい。長文乱文を打ち込む過程で誤字脱字が大量に発生する、校正がダルい。長くなればなるほど文書構造が複雑になってめちゃくちゃ読みにくくなる、改行も気にしないといけないし。なにより大して見てもらえない。検索流入なんてたかが知れてるしブログSNS内でのアクセスなんて相互フォロー目的の"挨拶"で誰も読んじゃいない。

文明の発展は「速さ」と「小ささ」を求め加速度的に進歩していった。CPUやHDDの進化はそれの最たるものだし、わかりやすいもので言えば音楽再生機器、蓄音機=>iPodはエジソンも想像できんかったやろ。そしてコミュニケーションもこの発展の流れには逆らえず、手書きの恋文から140字のツイッター、かなへいの動くスタンプへと矮小化していったワケで。もはやこれは誰にも止めることの出来ない自然と同じで、逆らう気なんか毛頭ない。最終的にはミスメリークリスマスみたいな話法が乱立して、たった2byteに込められる意味量は60MBくらいまで拡張していくのだろう。(今は「り」が「りょうかい」程度の拡張性しかないけれど)

そういった文脈において、ブログは明らかにクソファッキンめんどくせえコミュニケーションツールに成り下がったし言いたいことは140字に詰め込むか写真か動画で、ってのが少なくとも21世紀の作法と考えるのが真っ当な気もする。でも俺はブログが辞められん。mixi日記世代の俺にとって、長文をインターネットにアップロードするというのは何にも代え難い感動体験だった。あの頃に戻りたい訳ではないが、忘れたくはない。という大人帝国のヒロシ状態に陥り、需要のないポエトリーをこれからも量産し続ける。これが明らかに人類の進歩を止める地球規模の老害だと分かっていても、書かせて頂けるプラットフォームが存在し続ける限り俺はインターネットの海に魂の叫びを垂れ流す。そして誰にも見つからずそのまま海の藻屑となって消えたい。(インターネットのダメなところはどう頑張っても消えないところ)

この時代ブログを書いてるそこの君、この時代にこそだよ、飽きるまで続けてこうな。

No thank you.