君のいない町に

一人暮らしを始めて5年、引っ越しを3回して、今住んでる高幡不動が4件目の家。
地域差があるものは、お惣菜の値段やタイムセールの開始時間とか、そういった些細なもので、人混みがどうとか緑が多くて住みやすい、なんてことは住めば都、3ヶ月も同じ場所で暮らすとどうでもよくなる。

住む場所を決める上で最も重要なことは、大切な人がそこにいるかどうか、だと最近気づいた。友人や家族、恋人がいない町で暮らしたところで、ごはんを食べるのもお酒を飲むのもお祭りにいくのもずっと1人。君のいない町には行きたいところもないし、いる意味もあまりない。1人でいるのは楽だし、誰にも干渉されない時間が必要なのはそうなんだけど、やっぱり1人じゃつまらない。インターネットにアクセスしてるときや、DAWで音楽に没頭してる瞬間だけは、一時的にそれを忘れることが出来るんだけれども。

No thank you.