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過去の百合姫を読み百合界隈の歴史を感じた話(2023/1/21の日記)

Amazonで百合漫画が大量にセールされていたので大量に百合漫画を買った。その流れでセールされていた百合姫2022年12月号~2023年1月号を購入。そして昔の百合姫が読みたくなり押し入れから発掘してきた。

百合姫を買っていたのは2012年~2014年くらいの間なのでちょうど10年くらい前だ。この頃はまだ連載作品は少なく読み切りが多かった。なので今の百合姫の目次を見ると連載作品が多くてびっくりする。同じ雑誌だけど10年経つと変わるものだなぁと感じる。

変わっていないのは連載されている『ゆるゆり』くらいだ。最近の号を読んでも10年前の号を読んでもほぼ同じノリで変わらずに連載されている。今見ても絵が古く感じないところがすごいと思う。現状でも普通に百合姫の第一線を張っているのでなもり先生はすごい。

あと隔月から月刊になっているのもびっくりした。どうやら2017年から毎月発売されているようだ。

百合姫の月刊化からは何年かたっているけど、ここ数年の百合界隈の活気はすごいと思う。最近だとリコリスリコイルとか水星の魔女みたいに普通に百合要素があって人気もある作品が多くある。百合作品自体は前からちょくちょくあったと思うけど今や男女の恋愛作品よりも人気が出やすくなっているようにも思える(たまたま百合要素がある作品が面白かっただけというのもあるかもしれないけど)。

あの小島監督が百合作品を毎週ツイートする時代になるとは思わなかった。まぁ小島監督としてはどちらかといとリコリコの世界観の方に惹かれているというのはあると思うけど。ただ2012~2013年頃の百合姫を買っていた時はまだまだ百合作品はそこまでヒット作がないという印象だったのでこの受容のされ方は面白いと感じる。10年前より身近になったというか百合作品を見かけることも多くなった。

このあたりのブームの火付け役ってどの作品なんだろうか?『ゆるゆり』が流行った当時は百合というよりも日常萌え4コマとして受容されていた印象がある。自分の友人も『ゆるゆり』を見ていて一緒に語っていたけど百合要素はそこまで好きではないと言っていた(その友人だけかもしれないけど)。個人的にはゆるゆりは日常4コマで大室家は百合という感じがする。あとなもり先生はディープな百合を描かせると凄いとも思う。

やっぱりブームとしては『やがて君になる』の存在は大きかったりするんだろうか?個人的にもあの作品は好きだし人気的にもすごかった印象がある。当時若干漫画から遠ざかっていたけど『やがて君になる』だけは読んでいた。そのくらいには好きだった。まぁやが君に関しては昨日以下の記事で書いたのでとりあえず置いておこう。

あと過去の百合姫を見ていて思ったのがちさこ先生の読み切り作品何度も読んでたな―ということだ。百合姫を買わなくなってからは全然追っていなかったけど当時はとても好きだった。先ほどちさこ先生について調べてみると自分が読んでいない間にいくつか作品を書いているようなのでそのうち買って読んでみようと思う。

なんにせよ百合界隈はこれからも発展していって欲しいと思う。百合漫画もよかったし今度は百合小説・ラノベにでも手を出してみようかな。

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