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映画『AKIRA』の感想

※アニメ映画『AKIRA』にネタバレがあるので注意!

アニメ映画の『AKIRA』を見たのでその感想を書いていこうと思う。

有名な作品ではあるが「さんを付けろよデコスケ野郎!」というセリフとよく使われる主人公らしき男の表紙絵くらいしか知らなかった。たまたまネットフリックスでサムネを見かけたので衝動で見た。

実際に見てみると見る前のイメージと違う点が多かった。まず「主人公ってあきらじゃないんだ……!?」という驚きがあったし、近未来SFなので機械的でリアル寄りのSFかと思っていたが、思いのほか生物系でセカイ系の話だった。単純に見る前と見た後では違う印象を得た感じ。

作られたのが1988年の映画だということも驚きだった。2000年ごろといわれても納得するレベルの精密な作画でデザインも素晴らしいしアニメーションも良かった。

話の感想としては正直序盤はつまらなかったが、鉄雄が能力を発揮するあたりからセカイ系色が強くなり始めて面白くなってきた。強大な力を得た鉄雄に対抗する金田という構図が良い。「さんを付けろよデコスケ野郎!」のところってミームになってるけど普通に名シーンだった。

それなりに面白かったけど特に語るところがないかもしれない。全体的にレベルは高いアニメーションだけど、あまり自分には刺さらなかった感じがする。Wikiを見ると原作の漫画は映画版よりも詳細に別のところまで描かれるようだ。気になるところではあるので機会があれば買ってみようかなと思う。

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