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米澤穂信の小市民シリーズがアニメ化した件について語る

古典部シリーズや『満願』などを執筆した米澤穂信さんが書いた小市民シリーズのアニメ化が発表された。今回はその驚きや嬉しさなどを綴っていこうと思う。

小市民シリーズ自体は2004年から刊行されているらしいので相当前の作品だが、自分はこのシリーズを去年くらいに読んだ。なので比較的記憶に新しい。非常に軽い日常ミステリとして読みやすい本でキャラも立っていて面白かった。

ちなみに以下がPVである。

PV内で主要人物2人が喋っていたが、声の感じが結構良いと思う。特に小山内さんが良かった。もっとぶっきらぼうな感じだと思っていたのでイメージ通りの声ではなかったけど、ダウナーな感じがとても良くてむしろ想像以上の声という印象。

ラパントラックというアニメーション会社は詳しく知らないけど作画も結構綺麗な感じがする。調べたら『さらざんまい』を作ったところらしい。それ以外の作品はわからなかったが、制作協力としては『ユリ熊嵐』も手掛けたりしている模様。これらの自分が観た過去の作品はどちらも監督が幾原邦彦という強烈な要素のある作品なので、別の監督になった場合にクオリティが保証されるかはわからないが、作画は安定していた記憶があるので期待できるんじゃないかと思う。

というかPVの時点で作画やキャラデザが結構いい感じな気がする。同じ米澤穂信先生の作品でアニメ化された『氷菓』が京都アニメーションだったのでどうしても比較されてしまうと思うけど、PVだけ見れば十分なクオリティなんじゃないかと思う。

正直この作品は結構前の作品なのでもうアニメ化はされないと思っていた。なのでアニメ化してくれただけでも非常に嬉しい。

あと関係ないけど個人的な驚きとして、氷菓からもう12年も経っているのが意外すぎた。2012年なんて最近という気がする。しかし今や2024年。時が過ぎるのが早すぎて困る。

というわけでまだ放送までには期間があるけど、とりあえず夏アニメはこれだけは見ようと思う。余談だけど放送するシーズンがもう決まっているというのも早いなと思う。「2025年放送決定」とかぼやかされるより発表段階で放送月まで決まっていた方が個人的には嬉しいので好感が持てる。とにかく夏にも楽しめそうなコンテンツが増えたので非常に楽しみ。

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