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母の老いと息子の成長から学ぶこと

今日から新年度がスタートしましたね。
我が家の息子はこの春から中学生。
来週の入学式に向けて準備することが盛りだくさんです。
今日も早速、給食費の引き落としの件で不備があり、
時間があるときに郵便局へ行ってと
言われてしまいました。
先日、ママ友たちと話していたのですが
入学手続きや入学準備の大変なこと、大変なこと。
出費もさることながら
やることが思っていた以上に多くて
ゆっくりじっくり卒業や入学の余韻に浸れないと
みんな苦笑いしていました。
自分が学生のときも
親はこんな風にやってくれていたのかなと思うと
うん十年の時を経て、親にあらためて感謝です。

さて、我が家には80代の母が同居しています。
母の老いと息子の成長を共に見ていると
人生というのはあっという間だということ。
そして、いくつになっても
生きていることは学びだなということ。
この2つを強く実感します。

反抗期に入っている息子は
ときどきおばあちゃんに対して強く当たります。
私自身も中学1年の反抗期はひどかったので
そういうものかなと思いながら見ていますが、
それでもおばあちゃんが亡くなったあとに
「あんなこと言わなきゃよかった」
「もっと感謝しておけばよかった」と
後悔をしてほしくないなと思うので
息子の態度に対して口を出してしまうことも…。

と言っても、
おばあちゃんも負けていないので
息子に対してものすごい勢いで言い返します。
年齢差は70近くありますが、
言っていること、やっていることは似てるなぁと
横で見ながら面白がっています。
エスカレートしてくると、一応間に入りますけどね。

2人のやり取りを見ていて、
昔なら年長者を大事にしなさい的なことを
子どもは言われるのでしょうが
私は「どっちもどっち」と思うので
おばあちゃんが悪いと思ったときはそのことを伝えます。
以前は絶対自分は悪くないと言い張っていたおばあちゃんも
最近は少し頭が柔らかくなったのか
改心したのか分かりませんが
「…その点に関してはおばあちゃんが悪かった」
「…今の時代はそうなんだね。勉強になりました」と
反省の様子を見せます。
言いづらそうにボソッと言うだけですが、
これってすごいアップデートだなと思います。
おばあちゃんは頑ななところがあるのですが
この年齢にして、こうやって学んでいるんだと思うと
人は死ぬまで成長するのだな
生きている間はずっと学びなのだなと思うのです。

私自身も日々、2人のやり取りから学ばせてもらっています。

そして、あっという間の人生、
焦ってあれもこれも詰め込み過ぎるのは
ただ疲弊するだけなので(十分詰め込んでますが…)、
ほどほどにしながら
一瞬一瞬を、一つひとつを
味わいながら生きていきたいなと思います。

よく、「ああしたい」「こうしたい」と言いながら、
「でも…」と理由をつけて何も行動しない人がいます。
別にその人の人生なので、それでもいいのですが
そういう人と話をしていると愚痴っぽくも聞こえるので
「じゃあ、やればいいじゃん!」と言ってしまいます。
だって、人生はあっという間なのですから。
そして、私の周りは「やりたい」と思ったら
何かしらの行動を起こす人が多いので…。
でも、「やればいいじゃん!」と言ったあと、
「この人はできない理由を語るのが好きなのかも」と
思って反省します。
難しいですね(苦笑)。

いずれにしても、
自分の長いような短いような人生、
しっかり味わって
悔いないようにしたいものです。


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