ここ数年、毎年寒くなると買っているタイツがあります。
色違いで３～４つ、まとめ買いしています。
ヘビーユーザーなので、
春になると踵やつま先が薄くなるため
毎年購入しているのです。
綿のタイツで通気性も良くて
脛がカサカサになりにくくて気に入っていました。
（残念ながら年齢的にカサカサにならないと断言はできない）。

さて、今年も11月に入ってから慌ててお店に買いに行きました。
そうしたら…、ないんです。
商品はあるんですけど、私のサイズがない。
むむむ…と思い、ひと駅先にある売り場面積の広い店舗へ。
そうしたら…、こちらにもない。
私のサイズだけない。
仕方ないので、その日は諦めて帰宅しました。

ネットならあるかなと思って、ネットショップのサイトを開くと…

ない！

私のサイズだけ、ない！

どういうこと？？

諦めきれずに次の日、取材の合間に車で行ける店舗へ。

でも、やっぱり…ない。
私のサイズだけ、ないのです。

さて、そのサイズですが、
ワタクシ、体が大きくて（ふくよかで）、ＸＬなんです。
このお気に入りのタイツ、ＳとＭサイズはどの店も大量にあるのに、
ＬとＸＬがないんです。

どういうこと？

我慢できなくてお店の人に聞いて調べてもらったら、
ほぼ全店で品切れで、再入荷も未定ですと…。チーン。
今年はもう諦めようと
ナイロン製のタイツを１つだけ買って帰りました。
（でも、このタイツもＸＬはひとつしかなかった）

車を運転しながら、なぜＸＬがないのだろうと考えていました。
だって、日本人の女性は痩せている人が圧倒的ではありませんか。
なのに、ＳとＭがいっぱい残っているなんて。
そんなことを考えながら信号待ちで停車している間、
若い女の子たちの集団が目の前を横切っていきました。

はっ！

その集団のうち半分くらいの子が身長160センチ超え、
そしてなかなかの体格です。
これはＬサイズ、いやＸＬが半分はいるぞ…。
ということは、
昔よりもＬやＸＬサイズの人が増えているということ？
じゃあ、メーカーさんはどのサイズを多めに作ればいいか
間違えているのでは？、
ちゃんとリサーチ、マーケティングできていないのでは…？

と、そんなどうでもいいことをひたすら真剣に考えていたら
青信号になったことに気が付かず、
後ろからクラクションを鳴らされてしまいました。
とほほ。

家に帰ってタイツをクローゼットの引き出しにしまいながら
10代から20代前半は、
「Ｌサイズです」って言うのも恥ずかしかったことを思い出しました。
身長も165㎝あるので、
別にＬサイズと言ってもおかしくないのですがね…（遠い目）。
今思えば、何が恥ずかしかったのかさっぱり分かりませんが、
あの頃はいつもダイエットのことを考えていたような気がします。
今より数十キロ痩せてるのに、
太っていると思っていたんですね、若い頃は。
昔の自分に言ってあげたいですよ、「十分お痩せになってますよ」って。

今はもう、堂々とＸＬですって言ってます。
だって、どっからどう見てもＳサイズやＭサイズではありませんから。

それにしても、タイツ、ＸＬサイズの増産を希望します！