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日本のドラマ制作費は20年前は韓国や中国より高かったのに、今は一番下らしい

この記事はなかなか興味深いです。

この記事のメインテーマは、ディズニーが講談社と戦略的協業を拡大した狙いについて。

講談社のアニメ化作品である東京リベンジャーズのシーズン2が、1月に地上波で放送開始になるのですが、ストリーミングはどうやらディズニー+の世界独占配信になるんだとか。

これはこれで、Netflixがジョジョを独占配信してたみたいに、NetflixとDisney+の間で日本のアニメの独占配信権の取り合いが行われてることが分かるニュースなんですが。

記事の中で興味深いのが、日本アニメとドラマについての記述。

アニメーション制作はもはや、日本以外の国では3Dのコンピュータグラフィックを使ったものが主流な一方、日本のアニメは伝統的な手描きのアニメーション制作が残っているため、時間がかかってしまうのが弱点でもあり、強みなんだとか。
この辺はなんとなく感じていたところではあります。

で、ショックなニュースだったのは、日本のドラマの制作費は、20年前は韓国や中国よりも高かったのが、現在では日本が一番下になってしまったという話。

要は、日本のドラマが最近存在感を下げ続けていたのは、テレビ局がドラマ制作にお金を投資できなくなってきていたから、ということのようです。
なんか、いろいろ納得する話ですよね。

だからディズニープラスの「ガンニバル」とか、Netflix発の「今際の国のアリス」のように、ちゃんと予算も制作期間もかけることができれば、日本の制作陣でもレベルの高いドラマが作れるということのようです。

今回フジテレビの「Silent」も従来のドラマよりはかなり丁寧に時間をかけて撮影されたという話がありましたので、とりあえず安かろう悪かろうでドラマを作る時代は日本でも終わりを告げようとしているのかもしれません、


追記
カンテレさんの話題のドラマ「エルピス」もカメラ等にコストをかけて「ルック」をよくしたというインタビューを教えてもらったので貼っておきます。


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