ビームスとNetflixのコラボから改めて考える動画配信サービスの「ブランド」の重要さ
これは興味深い流れ。
ビームスとNetflixがコラボして、Netflixのグッズ販売をしてたんですねぇ。
しかも人気の商品は数分で完売というから凄いです。
動画配信サービスって、従来のイメージだとあくまでコンテンツ企業の動画を並べている小売業であって、動画配信サービス自体のブランドが強い必要性なかった印象なんですけど。
NetflixもライバルのDisneyの躍進とかHBO MaxとかAmazon Primeとの今後の戦いを考えると、Netflix自体のブランド強化が必要になっている感じですね。
NetflixロゴのスタッフTシャツとか、普通はノベルティで配られるようなイメージですが。
ビームスが販売というと、不思議とお金払ってでも欲しくなるから面白いです。
もちろん、dTVとかU-NEXTみたいに料金とか品揃えとか、売り場のカバー率とかで勝負するアプローチもあると思いますが。
Disney+の登場によって、独自コンテンツとそこに連なるファンの価値というものへの注目度が一気にあがった印象はありますね。
Netflixオリジナルの作品一つ一つの人気はもちろんなんですが、Netflixというブランド自体の重要性が上がった印象があります。
あらためて、すべての産業が、自分なりに消費者に選ばれる「ブランド」にならないと、生き残っていけない時代に突入している印象が増すニュースでした。
追記:
グローバルでも公式ECサイトがオープンしていた模様。
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Netflixが世界初の挑戦 自社ブランド商品を日本で売る理由とは:日経クロストレンド(この記事は2021年6月17日 11:05まで無料で読めます)
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