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「進化するシェアリングエコノミーの未来」でモデレーターを担当させて頂きました。

今週開催された次世代マーケティングプラットフォーム研究会「進化するシェアリングエコノミーの未来」で、モデレーターを担当させて頂きました。

前にも書きましたが、個人的にはシェアリングエコノミーは書籍「シェア」がでた頃からの信奉者で、大好きな概念。


今回は、メルカリ、スペースマーケット、エアークローゼット、Maas Tech Japan、クーマーケティングカンパニーと、江端さん肝いりの選定で、シェアリングエコノミーを実践中の5社のキーマンとのディスカッションを独り占めさせて頂き、非常に刺激的な時間でした。

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議論を通じて学んだことは、別の機会に書こうかなと思いますが。

とりあえず皆さんとの議論を通じて感じたのは、やっぱり日本の元々の文化とシェアリングエコノミーの文化というのは相性が良いのでは無いかと言う点。

どうしても日本ではシェアリングエコノミーのシンボルであるUberやLyftのようなライドシェアは、完全に規制でブロックされていて利用できませんし。
AirBnBのような民泊も、なんだか良く分からない中途半端な規制緩和で、結局微妙な感じになってしまった印象も強いのが正直なところ。

結局、日本は利用者の利便性よりも、既存産業を守ることの方が優先されてしまう国なんだな、と悲観的になることも少なくなかったんですが。

メルカリの躍進によって明らかに若い世代の消費行動は変化しましたし、同様の変化はスペースマーケットやエアークローゼットのようなサービスの利用者においても発生している模様。
Maas Tech Japanが推進するMaasは交通手段の選択肢が多い日本で確立した技術が世界にでていく可能性はありそうだなと感じましたし。
クーマーケティングカンパニーが推進するCMOシェアリングを日本の大企業が受入始めているというのは、良いニュースだと思いました。

こんまりさんの片づけ術が世界で話題になっているのを見た直後だったのもあり。
「もったいない」という言葉がある日本だからこそ、この価値観と、それを実現できるサービスがセットになって、世界に広がっていくというパターンは十分ありえるな、と感じる1日でした。

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まずは、メルカリこんまりコラボの実現を楽しみにしたいと思います。


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