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ニューヨークタイムズでは紙だけでなくデジタルも広告収入が減ってるらしい

この分析は、流石の一言。


シバタさんの決算解説は本当に分かりやすいです。

ニューヨークタイムズは、最近デジタルシフトに成功したメディアとして良く聞くようになりましたが、課金ユーザー数が440万人というのは凄いですよね。
ただ一方で月額課金の平均は千円前後のようなので、4千円で課金者を増やしてる日経の凄さも改めて確認できます。


ちなみにこの記事で個人的に1番印象的だったのは、紙の広告の方がデジタルの広告よりも圧倒的に購読者1人あたりの単価が高いこと。
アメリカはデジタル広告の単価が日本より高いと聞いてますが、それでも紙の方が4倍以上高いのは印象的です。

もちろん、推計値なので実際のところは分かりませんし、紙の印刷や配送のコストを考えればデジタルの方が利益率はいいケースもあり得ますが。
それでも紙よりデジタルは、有料購読者数でも数倍多い読者が必要ということになるわけです。

さらに驚くのはニューヨークタイムズでは、広告収入が紙だけでなくデジタルも減少してるという点。
アメリカでデジタル広告の見直しがされてるからだとは思いますが、市場も広がり購読者数も増えてるデジタル媒体で、デジタル広告の収入が下がってるというのはかなり深刻な話に聞こえます。

やはり今後デジタルメディアにおいては、広告と課金のモデルのハイブリッド化の議論が必須になるのかもしれません。



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