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日テレのスタジオジブリ買収で考える、日本のテレビ局の未来

これ、興味深いニュースですよね。

株価は水物なので、短期的な反応と考えた方が良いと思いますが、日テレさんのジブリ買収が、日テレ自身の今後の方向性を示すものなのか、単発の施策なのかが、すごい気になりますよね。

日本のテレビ局は、テレビCMビジネスというドル箱事業があったために、デジタル化や事業シフトが遅れていると言われ続けてきましたが、ここに来て地上波の視聴率の長期的な低下が明確になり、早期の事業モデルのシフトが重要になると言われています。

そういう意味で、日本テレビにとってジブリは一つシンボル的な事業にできる可能性があるコンテンツなわけで、日本テレビの今後の方向性を示しているようにも感じます。
もともと、日本テレビはHuluをうまく組み合わせている印象でしたが、当然ジブリはHuluの目玉コンテンツになりますよね。

最近では、TBSがU-NEXTと提携しVIVANTに大きな投資を断行したように、今までは比較的横並びの印象が強かった地上波各局の経営陣の選択が、大きく変わり始めている印象です。

こうなると、独自路線を行くフジテレビや、ABEMAと組むテレビ朝日はどうするのか。非常に気になるところです。

今年は日本のテレビ局の方向性が大きく分かれる年になるかもしれません。


ちなみに、今日の13時からの雑談部屋「ミライカフェ」では、ツイッターとXの今後の話を中心に雑談したいと思います。
タイミング合う方は是非どうぞ。


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