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#006 『解』 加藤智大著

読み終えた。
犯罪であることが殺人も万引きも同じだということを断言。殺人が軽いわけではなく、犯罪はどちらも同じ犯罪で重いということらしい。

やってはいけないことの考え方も詳しく丁寧に書き示されていた。

私にとって興味深い文言の繰り返しが2つかあった。

『知らないことは、できない。』

『相手が誤った考え方をしているので痛みを与えて直させる』


それと、キーワードは『孤立』と『孤独』
それから『相談』、『反省』。

気になる親族は母親。

友達とずっと一緒にいたいと思ってしまう性格。360日/365日くらいとも。

独特な考え方だなぁと思ったのは、人間関係は自分が頂点のピラミッドで友人、知人、知り合いなど下の方にいくに従って数は多い方がいいということの『ピラミッド』。

今日、依存先が多いのが自立だという考え方があるように、友人知人も多いほうがいいという考えたもうなづける。

しかし。ピラミッドって。
自分が一番上、頂点。

あと、相手の間違いを正そうとして痛みを与える。という考え方。
0か100。

実に独特だと思う。
しかし、彼は、自分はおかしくない。だれでもそう思うはずだ、自分は普通の人間だ。と言う内容で言い切る。

それもすごい。

私もフツーではないので何ともいえないが、人はそれぞれ違う。

だけど、昨日も思ったんだけど、私は、人殺しも万引きもしたくない。もちろん、他人の権利を犯したくないし、自分も権利を尊重されたいからだ。

また、取り調べを受けるようなことは絶対に避けたい。なぜなら、過去のことについて質問されることが大嫌いなのだ。あの時何をしたか、何と言ったか、誰がどうしたか、そんなこと正確にわからない。相手にわかるように、自分の意見や見聞きしたことを正確に伝えられるような能力や技術がない。
だから交通事故も絶対にあいたくない。

と、私のことを書いてもあれなのだが。

加藤氏はもうこの世界にいない。
死刑は執行された。

私は、他の防犯の本を読んでバックパックでナイフを受け、首や胸や腹などに致命傷を受けないことを実践する覚悟をした。もちろん、逃げる、隠れるが先だ。でも、大切な人や自分より強くない人と一緒にいた場合、私が闘って時間をかせぐ間に逃げて、通報してもらうことになる。

理屈は通用しない。

理由があって、手段として殺人をする人がいる。人を刺す人がいる。
でも、殺しのプロではない。ならば私にも勝てる確率はある。
もちろん全力で逃げるし、隠れるし、どれも無理でただ死ぬだけになるよりましだから全力で威嚇して闘う。そして、可能な限り素早く躊躇なく110番する。
そう覚悟した。

車は突っ込んできて当たり前。自分がもし轢かれるなら横断歩道上。止まらない車は違反。

歩行中、車の音がすればどんな車かを見る前に瞬間的に想像する。『電気自動車』『トラック』『マニュアルの軽トラ』『二輪バイク』この辺はすぐにわかる。答え合わせも楽しい。
後ろから誰かが来たら必ず振り返って確認する。走っていたら危険度は増す。歩行者も自転車も車もバイクも全てだ。横からも確認するし、前からももちろん。

と、そんなことをしているので私はとても外出が疲れる。

いつもと違うものも避ける。

通報から警察が到着するまでの平均時間は7分〜8分弱らしい。その間に事件は進む。

世の中には自分と違う考えの人、行動パターンの人がいることを冷静に認め、身を守る行動を取りたい。

あれ?感想じゃなくやってるかな。

ま、いいか。では。