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「要約して、別の観点を示し、つなげる」ファシリテートで使える話法のご紹介

東京のカフェで朝活!
本日はスターバックスコーヒー豊島園駅前店で朝活-読書会を実施しました!

最近、店員さんの顔ぶれが変わってきたように感じます。
本日は夜シフトの人達が朝シフトに入ってくれていたようです。

夏休みシーズンなので、各自お休みをとったりヘルプで出たり調整しているのかもしれません。

とりあえず私は、”ほぼ毎朝7時に来る常連さん”という認識のようです。

プレッシャーかけてすみません(汗

社会教師の授業・学級づくり「仕掛け学」

本日も仕掛け学関係の本を読みました。

先週読んだ「仕掛け学」の本が面白かったので、ついタイトル買いをしてしまいましたが、ちょっと後悔。

内容が学校の授業に完全にフォーカスされているため、イメージし辛い箇所が多かったです。

ただ、色々な場面で使えそうな工夫が沢山詰まっているので、それを探してみるのも面白いです。

ファシリテートで使える話法

調べたことや考えたことを他者と交流して考えを深める際の基本話法として「伝える、聞く、つなげる」が紹介されていました。

〇伝える
「つまり・・・」、「たとえば・・・」、「なぜなら・・・」など

〇聞く
「それって、どういう意味?」、「どうしてそう思ったの?」など

〇つなげる
「Aさんと関連して・・・」、「Bさんの考えと似ていて・・・」、「Cさんと違って・・・」など

この話法はグループディスカッションでよく使います。

特に「つなげる」を私は常用します。

話したいのに話せない=募る不満

3~4人程度でグループトークする際、大抵の場合、よくしゃべる人と聞く人に分かれます。

話題にもよりますが、大体、よくしゃべる人はどんな場面でも良くしゃべり、聞く人はずっと聞いている。

そんな感じです。

聞くのが好きという人もいますが、大抵の場合、話を切り込むタイミングがつかめないというケースが多く、その状態を放置すると「参加したけど、話す隙間がなかったわ」と不満を募らせて帰る事になります。

そうならないようにするのがファシリテーターの役割のひとつです。

要約して、別の観点を示し、つなげる

「なるほど、なるほど・・・。Aさんは〇〇という考えな訳ですね。ちなみに、私は▽▽という考えもあるかと思うのですが、Cさんはどう考えますか?」

一例ですが、私はこんな感じで別の人に話題を振ったりする事が多いです。

この時のポイントは「要約すること」、「別の観点を示すこと」

どちらも、話を振った相手の為にやります。

要約しないとどうなるか?

例えば、単純に「Cさんはどう考えますか?」とキラーパスをした場合、質問されたCさんは言葉に詰まる可能性があります。

Cさんが話をちゃんと聞いて理解していたなら良いのですが、直前まで話していた人が分かりやすく話してくれているとも限りません。

これまでの話を要約してあげる事で、全員の理解を促進してあげる方がスムーズになります。

別の観点を示さないとどうなるか?

必ずしも別の観点を示す必要はありませんが、より多面的な意見を引き出すためには、自ら率先して別の観点を示してあげたほうが話が広がりやすくなります。

大抵の場合、聞き手は奥ゆかしい人が多いです。

奥ゆかしいからこそ、聞き手に回ります。

そういうタイプの人は、自分の考えを言う事も躊躇してしまう傾向があります。

ファシリーテーターが率先して、別の観点を示してあげる事によって、「他の意見を言ってもいいんだ」という空気を作る事が大事になります。


ここまで書いた後で、我が家の「仕掛け学」の話を書けばよかったと思いましたが、時間もないので頭の中でとどめておきます。

有意義な時間になりました。
ありがとうございます。

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