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イグアスの滝に行った。

水、落ちてた。

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イグアスにて思いつきで宿を求めたところ、
盛夏のハイシーズンのため、どこも満室。
滝修行をしながら、野宿もありだなと思いながら歩いていると、
バスターミナルの真横のホステルが唯一ベッドが空いているという話。

有り難く、窓もクーラーもない独房のような宿にお世話になることにしたよ。

ルームメイトになったイスラエル人カップルに「おやすみ」を言って、
早々にベッドに横になりました。
が、
深夜3時、背中がくすぐったくなって手を伸ばしたら、

なんか

ぱささって言った。

なんか

羽生えてた。

なんか

耳元でかさかさ言ってる。

「よし、日本に帰ろう」
と思ったものの、
とりあえず夜を明かさないといけない。

ルームメイトを起こさないように部屋を出て、
ラウンジのソファーで青春を謳歌しているイスラエル人5人組のもとへ。
「部屋に虫が出て、恐いから朝まで一緒に居てもいい?」と半泣きになりながらお願いすると、
ビールをくれて「もちろんだとも!でも君が眠りたいなら虫を退治してあげるよ」と、
学生カップルが部屋について来てくれることになった。
本気で彼らが天使に見えた。

結局、虫はどこか行って見つからなくなってはいたのだけど(どこかにかはまだいる)
人と居ることの有り難みが本当によく分かった一夜でした。

実は私、蠍も蜘蛛も素手で触って愛でるほどの虫&爬虫類好きなのですが、
どうして昨夜に限ってそんな小物を恐がったのか、自分でも不思議。

きっとイスラエル人の皆と仲良くなるために、虫が一肌脱いでくれたのですよね。
ありがとう正体不明の羽虫。もう来ないでくれよな!

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