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東京IPO、公式noteを始めます。

 みなさん、はじめまして!東京IPOです。
SNSサービスが発達し、企業公式担当の方々からのSNSによる情報発信が増える昨今。当サイトも負けていられない!、そして情報発信の質と量を拡げたいという思いのもと、noteでの公式アカウントを開設いたしました。

今回は初めての記事ということで、当サイトの簡単なご紹介と今後のnoteでの方針についてお話ししておこうと思います。

東京IPOってどんなサイトなの?

東京IPOは1999年にスタートした投資情報サイトです。サイト名のとおり、国内のIPO(新規上場)を中心に、様々な情報を掲載しています。
IPOは今でこそ様々なサイトさんやブロガーの方が情報を提供されていますが、まだまだ個人投資家の方の関心が少なかった黎明期から、IPO情報のパイオニア(自称)として、20年にわたりIPO情報を発信しています。

主な情報としては、新規上場に伴う東京証券取引所の承認(“新規承認”と言われます)が下りて以降、以下のような形で各企業の情報をまとめてお送りしております。
実績ベースですがPERやPBR等も確認できますので、参考指標としてお使いいただければと思います。(>>銘柄ページをみてみる

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↑直近上場した企業の銘柄ページ冒頭です。続きは是非サイトで!

また、当サイトでは既存の全上場企業の適時開示情報(=IRリリース)の検索・閲覧、タイムリーなメール配信が利用できるサービス「TactiX」も運営しています。IPOについてはついつい初値までがクローズアップされがちですが、過去の情報量が少ない上場したての企業は、上場以降のIRリリースとともに企業理解が深まり株価が動意づくこともあります。閲覧のみの利用は無料ですので、IPO企業のフォローアップとして、既上場企業のIRリリースチェックツールとして、ぜひご活用いただければと思います。

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↑TactiX利用画面です。サービスURLはこちらをクリック

そして当サイトでは、情報の非対称性が大きくなりやすい国内の中小型銘柄を中心に、個人投資家の方々に向けたIR説明会も実施しています。無料でご視聴/参加可能ですので、ご興味のある方は是非ご視聴してみてください!

↓9/4に開催したオンラインセミナーの動画です。昨今はオンラインでの開催がメインに。ゲストMCとの対談コーナーも実施しています。

今後の記事掲載に向けて

以下の画像をご覧ください。こちらは先日当サイトのTwitter公式アカウントで投稿した画像です。2019年以降の新規上場(IPO)企業について、各銘柄の初値を5銘柄ずつ平均したグラフです。

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ご覧のとおり、昨年は新型コロナウイルス感染症の最初の流行により、2~3月頃には初値平均が公募割れという異常事態に陥った国内IPOでしたが、その後は一転して急回復をみせ、9~10月頃には初値が公開価格の10倍となる企業もでるほどの盛り上がりを見せました。

一方で公開価格と初値との乖離は発行体企業の資金調達機会を損ねている等、IPOが過熱するにつれ、現行制度へ様々な意見が出されるようになりました。ついに先日は時の岸田内閣による「新しい資本主義実現会議」における緊急提言の中でもIPOのプロセス見直しが言及され、”適切なIPOは何なのか”を問う国家的な機運が徐々に高まってきています。

ただし先のグラフのとおり、2021年のIPOは昨年ほどの初値高騰を見せていません。こうした状況の中で、初値と公開価格の乖離ばかりをもってIPOの価格設定や現行制度が問題視される背景には、IPOに関する知識や考え方がまだまだ広まっていないことも一因なのかな、ということをIPOに携わるものとして常に感じています。

僭越ながら今後noteではそうしたIPOに関する考え方や情報の補足などを載せていければと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします!

#noteはじめました

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