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巷で気になる存在"宮田裕章"がForbesの表紙飾ってる...

ステイホームでAmazon率高まるご時世ではあるが、書店には定期的に通うことにしている。何だかんだ書店を訪れる人の数は一定数ある気がする。書店は情報量が程よいから好きだ。Amazonみたいにあまりオススメマーケティングされすぎていない程よい新刊の並び方及び量、店員さんのポップやおすすめ、程よく立ち読みして選べる良さなど。ここには独自の価値がある。ただ今の時期は色んな人が本に触るから気をつけなければならないのでアルコール消毒はマストで。

そして、目に止まったForbes誌。お、表紙、宮田裕章さん!

最近NewspickやNHKにも出演している医療系データサイエンティスト。頭いいのはもちろんだが銀髪、斬新なファッションで一度見たらマッドサイエンティストか!みたいな漫画感あって記憶に残ってしまうニューカマー。

医療系の教授なのでコロナきっかけでメディア露出がぐんと増えたわけですが、未来のあり方に踏み込んだ話が非常におもしろい。

「これからの時代の新しい豊かさとは、一人で創るものではなく、人々が共創の中で生み出すもの」Better Co-Beingという概念。

豊かさ=富などを所有していることから、豊かさ=誰かと共有して生み出すことに価値を見出す時代になっていくんじゃないか、という視座。ニューノーマルという言葉が浸透し、価値観が変わるタイミングにおいて、この部分は実体験においても非常に共感する部分があります。

コロナで経済が傾く中で株価だけは上がってITや金融だけは潤っていたり、はたまた一部の層に富が集中過多している問題。また、Amazonなどの巨大会社が便利で素晴らしくあるんだけど、既存のビジネスを食い荒らしてしてしまっている構造、自然破壊。何だか社会全体がハッピーな方向に行ってないムードに少なからず奥歯に物が挟まったような違和感がある。

そんな中、企業は持続可能な開発目標を指すSDGsを掲げることで、こういった社会問題に企業の観点から取り組めないかってのを模索しており、利益の追求だけでなく社会全体を良くしていこうという流れもある。実態はどうあれ、少しは社会を良くするという視座を持つコンセンサスが出ているのではないかと思う。

でも、指標を掲げられたから社会をよくしましょう!というよりは、今の状況に”なんか違和感あるな”って感覚と、大変な人たちのことを思う想像力みたいなものをいかに働かせるか、そもそも人間的にそう思わないのか?って感覚が大事な気がしています。なので、そういった人たちに手を差し伸べるために何ができるかそんな視座が、「人々が共創の中で生み出すもの」に繋がる導線みたいものになっていくのではないかと思っています。

実際に自粛期間、家で一人で悶々としているわけですが、コロナ明けたら「何か楽しいことやるぞ!」「何か変わったことやるぞ!」という閉ざされた空間の中にも希望を見いださずにはやってられないのですが皆様はどうでしょうか。孤独によって自我が埋もれていく大変さも身を持って体感していますし、実際に自死を選ぶ方も増えていると聞きます。いくらレコードを沢山持っていたからって、お金を持っていたからって死んだらパー的なことを年齢重ねるごとに感じるんだと思うのですが、だいぶ早まっている気がします。それらを「所有」していることよりも、誰かとお話したり、何か楽しいことをやって時間を過ごすことの愛おしさ爆発しているはずです笑。

実はこの文章を書くにはうまく説明できなくて、脱線して5個くらいのトピック既に破棄していて、もっと大きな文脈や流れから説得力のある文章にしたかったもののできていないくて歯がゆい!(これこそまさに誰かと爆裂議論したい)何はともあれ一旦宮田裕章さんの提唱するこれからの未来のあり方を土台としていろいろ考えを巡らせ、何より実践していきたいと思っておりますので何卒よろしくおねがいします。それは音楽なのかそれ以外なのかはわかりませんが、温めているプロジェクトもありますのでお楽しみに。

参考)Forbes3月号

https://forbesjapan.com/magazines/detail/120

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