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高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2021 神奈川県2部Cグループ vs クラブ・テアトロ

ゲーム概要

U14チームの2021-22シーズン最初の公式戦。
U15セカンドチームとして、今年も1学年上のU15リーグ2部に挑戦する。
相手は2020年度2部リーグの別グループで1位となったクラブ・テアトロ。
昨年度のレギュレーションでは、コロナの影響で昇格がなかった為、今年も2部リーグで戦うこととなった。
その相手にどれだけ戦うことができるのか⁉︎

詳しい組み合わせ・スケジュール等はこちら↓↓↓


チーム紹介

東急SレイエスFC

スターティングメンバー

10杉浦 誠黎  13関口 航汰  8澤 優月
17挽田 涼馬 19山中 優輝
6木村 玲之
15田村 大翔 21横山 優雅 3大草 竣 18矢澤 侑大
1飯田 開

サブメンバー
20吉崎 海 2伊藤 春輝 4片岡 義視 7近藤 祐成 
11鈴木 聖成 16新井田 健介 22吉村 遥

監督
小島 京介

クラブ・テアトロ

戦況/結果

前半

レイエスは1-4-3-3、テアトロも1-4-3-3のシステムで、テアトロボールのキックオフからスタート。
ゲーム序盤はお互いに相手DFラインの背後を狙い、長いボールを軸に攻撃を仕掛ける。個々が対峙する局面で、テアトロが身体の強さ・速さとテクニックでペースを握る。
前半6分、テアトロは右SBの2のクリア気味のロングパスから左WGの10がレイエスDFラインの背後へ抜け出し、GKとの1vs1を落ち着いてゴールへ流し込み先制点を奪う。
レイエスはロングボールで相手DFラインの背後とCF13関口、中盤の6木村、17挽田、19山中を経由しての前進を試みるが、テアトロのDF陣は入ってくるボールに強くアタックして、チャンスを作らせない。
逆にテアトロは時間が経つにつれてボールを握り、10分には相手PA付近の中央左の狭いエリアを6→8→6のワンツーでPAへ侵入し、GKとの1vs1を落ち着いてゴールへ流し込み2点目を奪う。
その後もテアトロペースでゲームは進み、25分にはCKから3がヘディングシュートで、32分には11が反転からのシュートで追加点を奪い、4点リードで前半を折り返す。


後半

レイエスは5人、テアトロは2人メンバーを交代してスタート。
レイエスは後半から右WGに入った11鈴木が積極的にボールを引き出して、前進を試みるもののなかなか相手陣内へ良い形で侵入させてもらえない。
テアトロは堅い守備からのカウンターとボールの保持をうまく使い分け、41分に11が左サイドのドリブル突破から逆サイドへ突き刺すゴラッソ。
レイエスの2CBは比較的プレッシャーの少ない状況でボールを持つもののそこから前進する際に、相手守備陣の陣形も整っており、中盤と前線へボールを供給するのが難しい様子であった。
45分、テアトロは11が相手PA付近でボールを奪い、そのままフィニッシュ。6-0とする。
ゲームはその後も自陣でボールを持ちながら前に進んでいきたいレイエスとそれを妨害して攻撃に移るテアトロというような構図で、進んでいく。
67分、右サイドを突破したテアトロはクロスボールを上げ、レイエスGK20吉崎は弾くが、テアトロ15がこぼれた所に詰めて得点する。
69分、中盤でこぼれ球を拾ったテアトロMFが右サイドへ展開、そこからGKとDFの間に低いクロスを送りファーサイドに詰めていた14が得点。
レイエスは最後まで相手ゴールに良い形で迫ることが出来ず試合終了。
リーグ初戦は黒星スタートとなった。

選手交代

HT 東急SレイエスFC(1飯田 開 → 20吉崎 海)
HT 東急SレイエスFC(3大草 竣 → 4片岡 義視)
HT 東急SレイエスFC(19山中 優輝 → 7近藤 祐成)
HT 東急SレイエスFC(8澤 優月 → 11鈴木 聖成)
HT 東急SレイエスFC(15田村 大翔 → 16新井田 健介)
52分 東急SレイエスFC(10杉浦 誠黎 → 2伊藤 春輝)
52分 東急SレイエスFC(17挽田 涼馬 → 22吉村 遥)
HT クラブ・テアトロ(9 → 14)
HT クラブ・テアトロ(8 → 19)
52分 クラブ・テアトロ(3 → 18)
65分 クラブ・テアトロ(11 → 15)
65分 クラブ・テアトロ(7 → 13)
65分 クラブ・テアトロ(5 → 26)

結果

スタッツ


監督コメント

東急SレイエスFC
監督 小島 京介

■U14チームとして県リーグの位置付けと今日のゲームへの準備について教えてください。

位置付けとしては、県リーグでもメトロポリタンリーグでも緊張感のある試合の中で、現在取り組んできている部分をどれだけ発揮して良いプレーするかだと捉えています。ただ、県リーグの場合一つ上の学年との試合がほとんどであらゆる局面で後手を踏んでしまうことが想定されるので、そうならないように個人戦術の向上とチームとして闘う力を発揮できるよう取り組んでいます。
今日だけへの準備はしていませんが、これまでディフェンスラインの背後への対応が課題で、この試合では顕著に現れることが想定されたので、改善できるよう取り組んでいました。


■メンバー、配置などはどんな意図がありましたか?


メンバーに関しては、良いプレーが続いている選手の中でも、個人的なプレーに終始せずチームの一員として闘える選手を選びました。
配置に関しては、身体的な差を埋めるためにも、出来る限り味方同士の距離感を離れすぎないような配置にしました。


■ゲームの中で難しかった部分は?またそれはなぜ難しくなったと思いますか?

難しかった部分はボールを奪回出来ないこと。ボールを前へ進められないこと。の2点です。
一つ目の理由は、ボールホルダーに対してヘッドダウンさせるようなプレスをかけられなかったことです。相手の巧さを上回る守備をできませんでした。
二つ目の理由は、外す、受ける、蹴る、止めるといった基本を発揮できなかったことと、足りてなかったことが理由です。


■ゲームの中で改善できた部分はどんなことがありますか?

ディフェンスラインの背後へのケアは、試合の中で成長が見られました。まだまだ物足りないですが、これからの県リーグでより逞しく成長して欲しい部分です。


■ゲーム後の感想を率直に教えてください。

こんな大差のついたゲームをしてしまったことがとても悔しいです。早く次のトレーニングや試合にて改善したい気持ちで一杯です。


■今後のリーグ戦に向けて一言お願いします。

鍛えられる環境なので、受け身にならず能動的に自分達が描く良いプレーをたくさん出せるよう選手スタッフ一同頑張ります。



クラブ・テアトロ
岩本 監督

■今日のゲームの位置付けとゲームに向けた準備はどのようにお考えでしたか?

本当に久しぶりの公式戦で緊張していたので、いつも通りだよということを伝えて、僕もU15リーグを主に見ているので、常に本番を想定しながら、1月2月3月4月と長引きましたけど、準備はしてきたかなと思います。
うちの選手たちはメンタルがあまり強くないので、先制点を摂ることが重要だなと考えていていました。その中でうまく先制点を取れたので、うまく転がっていきましたが、これがレイエスさんが先制点を取って流れに乗っていたら全然試合の内容は変わったかなと思います。


■実際ゲームを見ていてよかった部分はどんな所がありましたか?

結構自分達の形というのがあって、その形にハマらないとどうしても相手の対応に追われちゃうことが多いんですけど、今日はゲーム序盤にレイエスさんのボールの動かし方やポイントとかを感じて、ピッチの中でアジャストできたかなぁというのは良かった所だと思います。

■形というのは具体的に教えていただくことは可能ですか?

要は守備から入るんすけど、相手が1ボランチなのか、2ボランチなのか、2トップなのか、1トップなのかとか色々あると思うんですけど、その辺の所を観察して、うちの前線の選手や中盤の選手が人だけじゃなくて守るべきゾーンを意識しながら一個前に出したり、下げたりというような作業を少しできていたので、それが今まで出来なかったことだったので、それが出来ていたのが良かったです。ただ今日は暑さもあって、久しぶりの公式戦ということもあり、お互いバテるのが早かったかなと思います。そういったこと中でもうまく出来ていたのは良かったと思います。


■今日のゲームの中で改善点などはありますか?

やはりゲームコントロールの仕方には課題があります。確かに相手が最終ラインから前に出て、ラインを高く保ってボールを奪いにきてくれれば攻めるスペースはあるんですけど、そのスピードが速くなりすぎてしまうとうちの選手たちは対応できなくなってしまうので、やはりそこで呼吸して、主導権を握るというかボールを握る時間と攻める時間とのメリハリをゲームの中でもっと付けれるんじゃないかなと思いましたね。
うちが攻めてるようで奪われ方が悪かったりと、その辺りの改善点はあると思うんですけど、比較的そこそこのゲームが出来たんじゃないかなと思います。



■一人一人テクニックがあって、相手をしっかり見てプレーしているなぁと感じました。普段からそういったことはトレーニングされていますか?

そうですね。うちはトレーニング場所がフットサルサイズのコートがメインんなので、小さいサイズから広げていくというのをやっていて、今はちょうど広げていってる段階なので、そういった意味ではスモールサイドの10mの距離感でのサッカーはやっぱり負けないよっていうことは志してやってはいますね。
ただその狭いエリアを攻めてそのままいっちゃおうとする所もあったので、そりゃ相手に対応されたら分が悪いし、ということでそのまま狭いエリアを突破していこうよということだけじゃなく、広いエリアへ広げていくこともしないといけないという段階に今来ている所ですね。今日のゲームでは長いボールとか逆サイドを使い始めたのかなぁと思います。


■今後のリーグ戦に向けて一言お願いします。

今までずっと1部にいたんですが、一昨年2部に落ちてしまって、去年1部に返り咲くと意気込んで無敗で1位だったんですが、コロナで昇格は出来なかったので、1部で残留するより2部から昇格する方が大変だと思うので、そういった意味では結果にこだわってこのリーグ戦を戦っていきたいなと思います。



選手コメント

東急SレイエスFC
6木村 玲之

■県リーグ初戦、1学年上の相手に対してどういう想定をしてゲームに臨んだか?

相手の攻撃はスペースに大きく蹴ってスピードやフィジカルで攻めてくると思っていたので最終ラインや中盤のラインをしっかり揃えてディフェンスしようと考えてました。また、自分達の攻撃の時は寄せが早いことは分かっていたので判断をはやくして奪われずいい判断ができるように心がけました。



■ゲームの中でうまくいかなかったこと、それは何故起きたか。

ビルドアップや切り替え、マークの責任やセカンドボールの回収など全てがうまくいきませんでした。これは1学年上だからという理由だけでいつものプレーができず慌てたりいい判断ができていなかった為こういう事が上手くいかなかったのだと思います。


■押し込まれる展開で、どうすれば打開できると思ったか?

相手は前からあまりプレッシャーをかけてきていなかったのでしっかり後ろから組み立てていつも通りの事をやれば打開できると思いました。また、
インサイドハーフが相手の最終ラインを越えるランニングをして相手を動かす事でフォワードのスペースを開けられて、そこから攻めるのが相手にとって嫌な事なのかと考えていました。


■次回のゲームに向けて

今回みたいな恥ずかしい試合はせず、いつも通りのプレーをして、一人一人が責任を持って攻守ともにできるようにして行きたいです。そして日々の練習の強度をもっと上げていき、よりよい判断や運動量などを増やし次のゲームこそチーム一丸となって勝てるように頑張ります。



13関口 航汰

■県リーグ初戦、1学年上の相手に対してどういう想定をしてゲームに臨んだか?

バックや真ん中のみんなが、フィジカル的なスピードや強さでやられると思っていた。相手はフィジカルに頼ったサッカーをしてくると思っていた。



■ゲームの中でうまくいかなかったこと、それは何故起きたか。

チームとしての連携、シュートの本数が少ない、チームの方針に縛られていた。スペースを一人一人が使えてない、パスの意図が伝わらなかった。


■押し込まれる展開で、どうすれば打開できると思ったか?

相手と同じようにやろうとしてたから、違うことをやる必要があった、自分の開けたスペースや、空いたスペースに入ること。


■次回のゲームに向けて

練習から強度をあげる、今日のようにやられない、点を取って勝つ、もっとチームで連携する。自分がフィジカルで負けたと思ってないです。



21横山 優雅

■県リーグ初戦、1学年上の相手に対してどういう想定をしてゲームに臨んだか?

相手が1つ上の学年ということで、速さ、フィジカル、キックの制度が高いと想定して臨みました。



■ゲームの中でうまくいかなかったこと、それは何故起きたか。

後ろでのボール回しが上手くいかなかったです。理由は相手のFWが上手く誘導してきて、それに対応が出来なかったからです。


■押し込まれる展開で、どうすれば打開できると思ったか?

センターバックの2人で1列越えて、敵を迷わすことが出来たら打開できると思いました。


■次回のゲームに向けて

後ろで起点を作って、チーム全員で勝ちに行きたいです。


パートナー/サポーター

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