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人材派遣を支援するサービスを提供するフレンチテックの"Whoz"が€2,500万(約33億円)を調達

"Whoz"は企業やIT部門のスキルニーズとミッションにマッチしたソフトウェアソリューションを開発するスタートアップ企業

ITサービス企業、コンサルティング・監査法人、研究部門、大企業のCIOなどに人材派遣ソリューションを提供する新興企業"Whoz"は、5月12日(木)、PSG Equityから2500万ユーロの資金調達を行ったと発表した。

"Whoz"は2016年に設立されたパリを拠点とする企業で、人材とプロジェクトのポートフォリオ管理(スキルマッピング、チームビルディング、計画管理、スキル不足の検出など)のための人工知能に基づくSaaS(サービスとしてのソフトウェア)ソリューションの開発を行っている。フランスではリーダー的存在で、アメリカ、ドイツ、イギリス、インドで展開したいと主張している。

Whozによると、サービス企業部門はフランスで1000億円以上の市場を形成している。これらの企業は、従業員のキャリア志向を考慮しながら、顧客のミッションのニーズに関連したスキルをマッチングさせなければならないという点で、人事管理の面で非常に特殊なニーズを持っている。他業種と同様、採用難に直面し、人事管理を競争力の源泉にしようとしている。

「Whozソリューションにより、サービス企業やIT部門は、毎月数万件に及ぶサービス業務において、顧客特有のニーズを考慮した最適な人員配置が可能になるだけでなく、顧客の希望を考慮した人材育成も可能になります。このようなマッチングにより、クライアントと人材の双方がWin-Winになることを目指しています」と、スタートアップは声明を出している。

そのソリューションは、Devoteam、Open、Engie、Thalesなどで採用されている。"Whoz"は、年内に従業員数を50名から110名に増やす予定。


https://www.usine-digitale.fr/article/whoz-qui-aide-les-esn-et-cabinets-de-conseil-a-staffer-leurs-missions-leve-25-millions-d-euros.N2003987

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