見出し画像

新しいビジネスの作り方を「ベアーズ」・「鎌倉投信」・「ハー・ストーリィ」に学ぶ!!

こんにちは!
私は色々と情報を得るのが好きで、通販なんかもしてみるんですが、
先日ベースブレッドという栄養食品が届いたので食べてみました。
完全栄養食らしいですね。
1つのパンにあれだけたくさんの栄養が入ってるのは素晴らしいと思いました。
味も悪くないですし、たくさん注文したので社員たちに配りました。
コンビニでも買えるようなので、皆さんも試してみてください。

さて、今回は毎月発刊している「藤間秋男の100年企業創りレポート」より、皆さんの会社が 今日から100年続く企業にしていく為の、エッセンスをお話させていただきます。
新しく『100年残したい日本の会社』(扶桑社)を出版したんですけど、この第3話になります。話しは繋がっていないので、ここから読み始めても大丈夫ですよ!第1、2話は少し前の記事にあがっているので、是非読んでみてください。


第3話のテーマは
「新しいビジネスモデルをつくる」


株式会社ベアーズ

家事代行・ハウスクリーニング・ベビーシッターでお馴染み、業界大手のベアーズさん。
香港で実体験した共稼ぎサラリーマン夫婦の悩みをヒントに、家事代行会社をスタートさせ、当初はいろいろ苦労しながらも、日本で家事代行を産業として成立させました。
私も香港に時々行って色んな日本企業の方のお話を聞くと、
家事代行はフィリピンなどの外国の方が殆どのようです。
メイド掃除の家政婦さん、家事代行、それから育児、お金持ちの方の家庭で3人ぐらい雇っているっていうことなんです。
香港では日曜日になると、公園でメイドさんや家事代行の人たちが御座を敷いて、お弁当を持ち寄って一日中故郷の話をしたり息抜きをしている光景をよく見かけます。
彼女たちはお金を母国に仕送りして、
自分たちは香港で家事管理をして、金額が貯まったら母国へ帰る。
それをベアーズの社長と副社長が経験をしたわけです。
サラリーマンの頃に香港に行って、行ってすぐに妊娠をしたので、
この家事代行の方にいろいろとお世話になったとのことです。

これだ!と思って、
社長と副社長は日本に戻ってきて家事代行をスタートさせました。

非常に苦労したとのことですけど、やっぱりこの産業を良くするという高邁な理想を持って進めたので事業として成立させ、併せて協会をつくったり資格制度を設け業界を発展させ、それとともに自分の会社も発展させている。
新しいビジネスモデルですよね。
 

鎌倉投信

投信っていうと、切った張ったの儲かる儲からない世界になっていると思うんですけど、
実はその投信の常識を覆すスタンスで社会に貢献している。
いい会社」を選んで投資を進めている会社です。
例えばある企業が来月ちょっと新商品出るかもしれないから買うとかですね、そういう目先のレベルで買うんじゃなくて、
・社会を豊かにしている(世の中に貢献している)
・会社に関わる人たちの幸福を追求している

こういう会社だけに投資をするんです。
いい会社を選んで投資を進めている会社。
選ばれている会社は、やはり株価がじわじわじわじわ上がっていくそうです。
業績も良く、運用実績も上げていると知って驚かされました。
いやー、納得しました。
鎌倉投信は一般の証券会社を通さず、直接サイト等で引いてもらって投資をする。
いい会社に投資をしているから、投資をした人も気分的にいいですよね。
世の中に役立ってる会社とか、社会に貢献している会社に自分たちは間接的に投資をしてるっていうことになるので。
こういう証券会社っていうのはすごく重要だなと思う。
会社に伺った際、鎌倉の山の中に民家があるんです。
100年以上前の素敵な古民家を借りてましてね、そこが会社でした。

東日本大震災があったときも、出資者が多く増えたそうです。
いい会社に投資してるとこに投資したい、という思いがあったということです。
皆さんもですね、ぜひ投資をしようとするんであれば、
鎌倉投信の投資してるところを選んで投資するっていうのもいいかな。


ハー・ストーリィ

対談していて素晴らしく勉強になりました。
皆さん、夫婦で(親子でもいいです)購買行動って誰が決めてますか?

夫婦で食料品や日用品を誰が買うかって言ったら、女性が多いですよね。
ハー・ストーリィさんの調査によると、世帯購買における女性の影響力は9割近いんだそうです。

ですが、そういう中でそういう商品を売っている会社の社長さんやマーケティング担当者やデザイナーは誰なんだって言ったら、男性が多い。
 
このハー・ストーリィさんは女性視点マーケティングを提案している会社です。衣食住などの商品の購入決定はほとんど女性がしているにもかかわらず、企業の経営もマーケティングも男性主導が殆どだというところに着目して、一石を投じました。
日本企業の考え方を支えてくれる可能性を感じました。

トヨタが女性向けの車を出したときに、ハー・ストーリィ代表取締役の日野さんがアドバイザーとして乗って、
女性はかなりの割合の方が運転するときに靴を履き替えるということを提案して、ドライブシューズをつくったそうです。
お気に入りの靴の踵が擦り減るのが嫌という女性ならではの視点ですよね。他企業さんの話ですが、エステー化学も創業者のご令嬢が社長になって、爆発的にV字回復したというのは、女性の目線から考えたものが多かったからなんでしょうね。
女性が買うんだからということで、入れ物をお洒落にしたり、小柄にしたことで売れたって話を聞きました。
女性マーケティングってすごく重要ですよね。

もう一つ、皆さんちょっとお知らせしたいのはアメリカで上場している会社で、女性の取締役がいるところといないところで比較調査をしたんです。

いるところは5割利益が多かったというデータが出ています。
TOMAもですね、今10名のなかで2名女性がいます。
もっと増やそうということを言ってます。
女性役員が多い会社、女性の管理職が多い会社が伸びるというのも、
皆さんに理解をしていただきたい。
購買行動のほとんどは女性が決めている。
だから、重要な意思決定の中にこういうハー・ストーリィさんみたいな方に色々とアドバイスをもらうと、女性目線のマーケティングができるかなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?