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無理矢理「楽しい」と言ってダメになった

来年度のPTA役員推薦の紙とアンケート用紙が配られた。私は昨年、役員をやったから、もうらやらなくてもいいんだ。

昨年、PTAの仕事が楽しかったから役員を引き受けた。でも、自分が役員をやるよりも、ちょっとした仕事をこつこつとやるほうが自分には向いていることを知った。楽しい仕事もあったし、ランチもたくさんしたし、役員になってから知ったこともたくさんあった。先生の名前も全員覚えた。でも、プレッシャーがかかるような仕事が多くてすごく大変だった。週3回くらい学校に行った時期もあった。無理矢理でも「楽しい」と口にするようにした。その割には、最後はあまり良い終わり方をしなかったんだけど。毎日、心臓がバクバクして、家事も出来なくなって、家族の前でわあわあ泣く日が続いて、夫に連れられて精神科に通い始めたのが昨年の10月だったと思う。「つらい」とか「こういう仕事やりたくない」とか「なんで私が?」とか、思ったことをはっきり口にすることができていたら、もっと精神的に楽できたのかもしれない。もしも「つらい」とか口にしたら、どんどんネガティブな方向に進んでしまいそうな気がした。

来年度のPTA活動に関するアンケートにそんな自分の愚痴を書こうとしたが大人気ないし、ズレている気がしたのでやめた。

誰もが不安なコロナ禍で一年間、仕事をしてくれた今年度役員さんへの感謝を記した。

今は専業主婦だけど、もしも今後、仕事することがあったら、どんどん弱みを口にするようにしよう。そしてダラダラ仕事するようにしよう。「楽しい」と無理矢理、口にしてダメになるくらいだったら弱みを吐いてもいいんじゃないかな。