英語教育あれこれ②
以前に一度だけ英語教育に関して投稿したことがあります。
今回、長女が4月から中学生になったのをきっかけにまた少し英語教育について書きたくなったので書いてみます。（娘の英語学習に特化した内容です）
長女は小学3年生で英会話スクールに通ったり（現在はオンライン英会話を受講中）、様々な形で英語を学んできました。
私としては英語の勉強を強いるつもりは昔も今もないのですが、本人が好きでここまで続けてきました。その結果、ある程度難しい内容も理解できるようになり、外国の方とコミュニケーションもとれるようになってきました。
先日は小学校の卒業文集でこんなことを書いてくれたりもして、父は感極まったりもしました。
さて、娘は今どんな英語の勉強をしているかというと、言語習得のベースとなるボキャブラリーと文法については毎日30～40分ほど単語帳や問題集を使って勉強しています。文法に関しては、もうすぐ中学英文法の問題集（2冊目）が終わります。単語は英検をペースメーカーにしているので、下の単語帳を基本にして、アプリなども使って覚えています。（単語帳は音から入るようにしています）
そして、インプットした単語をインテイクするために様々な文章を読んでいます。自宅には私が海外出張の時に買ってきた絵本が数十冊あるのですが、それはもうすべて読んでしまったので、今はNHKの教材や私が英語の授業で生徒にやらせていたサイト（adaptive learningが可能です）を使ったりして、読解力とリスニング力を鍛えています。
Speakingについては、上記の通り3年間英会話スクールに通いましたが、小6の時にオンライン英会話に変えました。そして先月からオンライン英会話の会社を変え、違うところに入会しましたが、前の会社より明らかにクォリティーが高く、娘も楽しく英会話ができているようです。
最後にWritingですが、そこまで力を入れてやっていません。以前に一冊高校受験用の英作文の問題集を1冊仕上げたのと、あとは英検の問題集を使ったりして練習したくらいです。もう少し基礎が固まってきたら日記を書くというのもありかなと思います。（本人が望めば）
こんな感じで4技能をバランスよく育てているつもりですが、さすがにこれだけだと英語を学ぶ楽しさが欠けています。なので、これまでディズニーの映画を英語で見せたりしましたが、さすがにこのレベルでディズニーはまだ難しいので、リトル・チャロのDVDをそろえて、最初は日本語字幕、次に英語字幕で見せたりしています。
また、海外（アメリカ）のサブカルチャーを知るという意味で、おすすめの洋楽をリストアップしてGoogle Documentにまとめて、娘のタブレットに共有したりもしました。娘が興味を持ちそうな洋楽をピックアップしているので、ロックやヒップホップ、そして私の好きなR＆Bなどは選択せずに、ひたすらポップミュージックのみを選びました。
最近の曲はYoutubeでも字幕がついているものもあるのですが、ほとんどは字幕がついていないので、その場合は気に入った曲の歌詞をググるようにさせています。自分の時代にもこんな英語の学び方があったらなぁと思います。（もちろんCDと歌詞カードで学ぶことはできましたが、無料で好きな音楽を聴きまくり、歌詞を調べられるなんて、今の子供たちはなんて恵まれているのでしょう）
1点だけ私の時代のほうがよかったなと思えるのは、今よりも昔のほうが洋画があふれていたことです。私の時代は9割洋画、1割邦画くらいの割合で洋画があふれており、私も中学くらいからビデオ（DVDではない）を借りまくっていました。ファミリーや子供でも見られる洋画も多く存在し、異国の文化を容易に知ることができました。決して洋画を見たからと言って英語ができるようになるわけではないのですが、間違いなく海外の文化を身近に感じることができました。
また、映画ではないですが海外ドラマはさらに身近に海外の日常を感じることができます。私のお気に入りは「フレンズ」でした。
もちろん今でも洋画を見ることはできますが、市場では圧倒的に邦画中心（しかもしょうもない邦画が多く存在する）になってしまったので、洋画に触れる機会は圧倒的に減ってしまいました。
うちは週1回日曜の夜をMovie Nightとしており、家族で映画を見るようにして、なるべく洋画を見せるようにもしています。小さなことですが、そこから異文化理解が始まると思っています。先週の日曜は下の映画を家族みんなで見ました。（ジュリア・ロバーツを久しぶりに見ました）
もしお時間があれば、私のリストアップした曲をご覧いただき、琴線に触れるものがあったらお知らせいただければ嬉しいです。また、英語教育に携わっている方で、おすすめの勉強法やアプリがあったら教えていただけるとありがたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【追記】
今日は休みだったので、娘が好きなYoasobiの英語バージョンの曲をまとめてリスト化しました。英語版でも日本語に聞こえる仕掛けがされており、なかなか面白いです。