プレミアリーグ　第一節：マンチェスター・ユナイテッドVSブライトン

■スタメン紹介

HOME：マンチェスター・ユナイテッド

GK：デヘア

DF：ダロート、マグワイア、マルティネス、ルーク・ショー

MF：フレッジ、マクトミネイ、サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード

FW：エリクセン

AWAY：ブライトン

GK：サンチェス

DF：フェルトマン、ダンク、ウェブスター

MF：マーチ、マクアリスター、カイセド、トロサール、ララーナ、グロス

FW：ウェルベック

■前半

開始早々、ブライトンがショートカウンターからトロサールがシュートを放つが枠外。初っ端からプラスからシュートまで持って行けたのはブライトンにとっていい入りとなった。

前半7分　サンチョから斜めに入ってきたマクトミネイにボールが入り、最後はブルーノフェルナンデスがシュートを放つがゴール上に外れる。

前半24分　ユナイテッド陣内でのリスタートからブルーノフェルナンデスからエリクセンにボールが渡りシュートを放つもGK正面。

前半30分　ブライントン陣内でボールを奪い、カイセド→トロサール→ウェルベックと繋ぎ、クロスを供給、最後はグロスが冷静にゴールを決める。トロサールはドリブルで仕掛けるだけでなく、パスも供給できるという相手にとって嫌な選手であると思わせるいいプレーだった。

前半39分　ブライトン陣内でユナイテッドがボールを奪いきれず、トロサール→カイセド→グロス→ララーナと繋ぎ右サイドのマーチにボールが入る。マーチは自分で仕掛けてカットインし、左足でシュートを放つ。デヘアがセーブするもファーサイドにいたグロスが押し込み、ブライトンに追加点が入る。

ここで前半終了。0-2でブライトンがリードのまま終了となる。

■前半の印象

・ウェルベックにボールが収まっている。ロングボールはもちろん、斜めに抜け出して溜めを作るなど、ウェルベックにボールが収まることでブライトンにとっていい形での攻撃ができている。また、守備でもファーストディフェンダーとしてパスコースを切りながら、プレスを掛けることができており、セカンドディフェンダーでボールを回収するなど、前線からの守備が完璧にはまっている印象

・ララーナなど全体を通して、ブライントンがセカンドボールを回収できている印象。サンチェスからのロングボールをウェルベックが収めるor押し上げを早くしてセカンドボールを回収することで早めにゴール前までボールを運べている。

個人的にカイセドがいい選手だと思った。今回初めて見る選手であったが、トロサールに入った時に斜めに入っていったり、守備の時では中央付近でボールを奪うだけでなく、相手のカウンター時にサイドに流れてファウルを受けるなど、どこにでも顔を出している印象。先制点、2点目ともにボールに絡んでいるのもポイントとして高い。

前半40分までにブライトンはおそらくプラン通りに2点先取することができたので、後半プレスをどこまで落とすのか気になるところ。

ユナイテッドはペナルティエリアに入るシーンがあまり多くなかった。カウンターや3列目から飛び出して受けるシーンではシュートまで行けているが、自陣での組み立てからシュートまでは行けていない。フレッジがそもそもビルドアップを得意とした選手ではないため、エリクセンかブルーノフェルナンデスが降りてきて組み立てるのもいいのかなと思った。

■後半

後半3分　ウェルベックがユナイテッド陣内でボールを奪って、ヘディングシュートまで行くも枠外に外れる。

後半4分　ブルーノフェルナンデスがボールを受けて、エリクセンへパス。エリクセンからラッシュフォードにクロスを送るが合わず。

後半7分　ラッシュフォードがドリブルで仕掛けてシュートを放つが枠外へ。

後半の立ち上がりはブライトンが疲労したこともあり、マクトミネイやブルーノフェルナンデス、エリクセンが間でボールを受け始めて、完全にユナイテッドペースで進んでいく。

後半20分　エリクセン→ブルーノフェルナンデスと繋ぎクロスを供給。このクロスをラッシュフォードが合わせるもシュートは枠外へ。

後半23分　ブルーノフェルナンデスのCKからダロットが触り、サンチェスが弾くもマクアリスターにあたりゴールに吸い込まれる。残り20分以上残った状態で1点差となる。

試合はこのまま終了となり、1-2でアウェイのブライトンが開幕戦を勝利で収めた

■後半の印象

・ブライトンは前半飛ばしたため、後半は前半同様のプレスがかけられず、後半は完全に押し込まれる展開となったが、1点で終えられたのは良かった。後半は左、右と横に振られたことでファーサイドの選手が空く機会が多かったので、今後は修正が必要。※ロナウドが入ったことでそこに引きつけられたのもある

・ブルーノフェルナンデス、エリクセンが落ちてボールを受けたことで、多くのチャンスが作ることができていた印象。ブライトンのプレスが落ちたのもあるが、パスを武器とする選手がボールに触れる機会が増えると必然的にチャンスが増えるので、そこら辺も含めてユナイテッドの今後の戦術はとても楽しみになった。

・試合展開的に三笘の出番はなかったが、ブライトンはとても戦術を大切にしつつ、個人の特徴を活かすチームなので、今後ベースとなる守備をつけつつ、特徴であるドリブルを活かして得点に絡んでいって欲しいと思った。ライバルはトロサールになるが、ドリブルでガンガン縦にいく選手には見えなかったので、そこは違いを生み出せるのかなと思う。

■試合結果

マンチェスター・ユナイテッド　1-2　ブライトン

得点：

マンチェスター・ユナイテッド　68分　オウンゴール

ブライトン　30分　グロス　　39分　グロス　

警告：

マンチェスター・ユナイテッド　25分　マクトミネイ　47分　マルティネス　53分　マグワイア　74分　ルーク・ショー

ブライトン　53分：トロサール

交代：

53分　フレッジ→ロナウド

75分　ララーナ→ムウェプ　トロサール→ランプティ

78分　マクトミネイ→ファンデベーグ

90分　サンチョ→エランガ　ブルーノフェルナンデス→ガルナチョ　ルーク・ショー→マラシア

91分　マーチ→コルウィル

95分　ウェルベック→ウンダブ