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♯3大人の歯列矯正(過蓋咬合&スリーインサイダー)

こんにちは。
今日は最近ようやく一歩を踏み出せた歯列矯正についてお話したいと思います。

4~5年ほど前、ぼんやり自分も歯列矯正をした方がいいのではないかと思い始めました。
病院も転々とするも決断できず、月日だけが過ぎていたのですが、少しでも後悔したくないと、この度40歳までにきれいにするぞと目標を立て、ついに決断することが出来ました。


なぜ口元が気になるのかわからなかった

高校生のころには歯を見せて笑うのが何となく嫌いで、あまり歯を見せず写真を撮っていました。
でも私の歯は、そんなにガタガタでもなく家族や親戚にも歯列矯正をしている人がいなかったので歯列矯正について考えたことも頭に浮かんだこともありませんでした。

その後もコンプレックスに感じつつ、結婚式に合わせホワイトニングをしたことでいったん口元に若干の自信を取り戻すのですが、やはり笑うと歯茎が見えるガミースマイルもより気になり始めました。

ちょうどその頃、通常の定期健診で、自分の歯並びが「過蓋咬合」であることを指摘され、自分の歯がなぜ気になるのかようやくはっきりと知ることになりました。
そこから一気に歯列矯正を考え始めたのです。


時間がかかった病院選び

私は数年かけて、5件の病院を回りました。
1件行ってはあきらめて、築けば数年が経ってしまっていました。

【A病院】
県内で有名な歯列矯正専門クリニックです。
無料相談で抜歯が必要である旨を最初に言われました。
⇒悪い印象はなかったのですが、いつもの歯科医や友人から昔は良かったけど最近は・・・と何回か聞いたので選択肢から外れました。
実際ビジネス感が1番漂っていた気がします。

【B病院】
歯列矯正の認定医の中で最高峰である臨床指導医がいる県内唯一の病院。
ここでお願いしたかったのですが、アンカースクリューをやっておらず、ヘッドギアで圧下をするとのこと。
⇒今時ヘッドギア、、、。やっぱり新しいやり方をあまり受け入れない先生なのかなと泣く泣く断念。
(ほかでアンカースクリューを打てば対応は可能といわれたのですが、ヘッドギアの方が効果が高いとおっしゃっていました。)
実際Googleマップの口コミは悪いのが数件入っていました。

【C病院】
無料相談で助手の方しか直接お話させていただけず。また歯列矯正ではガミースマイルは直らないとのこと。
⇒ガミースマイルはどの先生も多少改善するとおっしゃっていたので、その点も気になりましたし何より一目も先生が見てくれなったのでここもNGとしました。

【D病院】
無料相談の時点でやんわりやらない方がいいとお断りされました。
人中部分にしわが入り老ける可能性があるとのこと。
⇒人中部分は小さいときアトピーがとってもひどかった部分なので確かに人よりすでに皺が入っています。
ここを見て正直にお話してくれたのだと思いますが、お断りされた以上これ以上進むことはありませんでした。

【E病院】
唯一初診で非抜歯の治療をお話をしてくれた病院でした。
また下の前歯がスリーインサイダー(先天性欠損)であるがゆえに過蓋咬合になっているため、本来あるべき部分に義理の歯(接着性ブリッジ)を入れる提案を受けました。
⇒診断の内容よりも、患者に寄り添う病院の理念や先生の人柄に惹かれここでひとまず精密検査を受けようと最後に行った病院でようやく決断。
(何年も前から無料相談に行きたい病院ではあったのですが、予約がいっぱい過ぎてあきらめていました)


精密検査の結果

◎下顎前歯の先天性欠損欠如を伴う過蓋咬合
◎骨格性に異常が認められない
 上顎前歯の舌側傾斜を伴う叢生を認める

治療方針

◎上顎前歯にストリッピングを行い歯のスペースを確保し配列を正す。
 (検査で上顎前歯2本の大きさが平均よりかなり大きいことも検査で分かっています)
◎下顎前歯の本来あるべき部分にスペースを作り接着性ブリッジを装着させる。
◎状況に応じてアンカースクリュー実施

以上の通り抜歯は行わず、むしろ歯を増やすという初診と同じ結果でした。
ちなみに抜歯でも矯正は可能みたいでしたが、検査結果でもEラインについてはほぼ正常(厳密には1ミリ吐出している)だったので、この状態で上2本を抜歯すると口がへこみ過ぎる可能性があるとのことでした。
私も口と鼻の間のシワが怖すぎるので非抜歯が可能と聞いたときはすごくうれしかったです。

ただ、前歯に義理の歯を入れることがすごく引っ掛かりました、、、

接着性ブリッジとは

接着性ブリッジは比較的近年増えてきた治療のひとつで、接着技術の向上により普及し始めている治療法になります。
従来のブリッジとの違いを簡単に説明します。

【従来のブリッジ】
従来のブリッジはイラストのように左右の歯を大きく削って被せる必要があります。健康な歯を削るということが最大のデメリットでした。

【接着性ブリッジ】
従来のブリッジに対して、裏側に羽のような金属がついており羽の部分を両サイドの歯に接着させるというやり方です。
(引用できる画像が見つからなかったためイラストがありません。。)
メリットは何といっても両サイドの歯を削らないでいいという点ですが、やはり接着ということもあり、とれる可能性もありますし5年~10年で新しい歯を作り直さないといけない可能性もあります。


結局

沢山調べたのですが、、やっぱり接着性ブリッジも決断ができませんでした、、

旅行先で取れたらどうしよう。
5年ごとに10万以上の出費になったらどうしよ。
金属が口の中にずっとあるのは怖い。(金属アレルギー発症するかもしれない。)

いろいろネットで見ても下顎前歯欠損のスリーインサイダーの症例でもブリッジを入れている治療などを見つけることが出来なかったのも不安の一つです。
スリーインサイダーの場合も無理やり1本足りない状態で上下合わせているものが一般的なようでした。

私もそれがいいな。。

先生に相談した結果、結局一旦上顎だけの矯正になったんです。
もちろん前歯のかみ合わせが合わない前提の治療となるためそれはそれで不安があるのですが、進めて行く中で自分の気持ちの変化に合わせて下顎まで矯正に踏み切るか先生と相談しながら決めることになりました。


実際の写真

【矯正前の状況】
分かりにくいかもしれませんが、比較最近撮影した写真です。
この写真を見てやっぱり綺麗にしたいと固く誓った写真です。


【装着後の状況】
装着直後の写真です。
綺麗に見えるのですが、少し上の歯をあげて撮影しているので実際は前歯が全体的に下がっているような典型的な過蓋咬合です。



また装着1週間弱ですが、器具による不快感は思ったより全然大丈夫でした。
歯の痛みは3日目から前歯を中心に痛みが始まり、日によって違う箇所も痛くなったりもしています。

まだまだ道のりが長いですが、とりあえず矯正開始の備忘録でした。
また途中経過を報告したいと思います。

綺麗になりますように。。










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