見出し画像

ひっそりと恋の悩み

ゴールデンウィークも今日で終わり。
この4日間、すごく長かった。持て余していた。
明日からやっと大学が始まる。

最終日の今日は、遠出はせず、のんびり過ごした。
散歩に行き、近所の無人販売所で夏みかんを買った。
いつもの散歩コースが、夏みかんのおかげで映えて見えた。

私には、もうすぐ付き合って1年になる彼氏がいる。
絶賛、遠距離恋愛中だ。
距離にして1万キロ。遠距離にも程がある。
14時間の時差があるため、私の昼間は彼の深夜だ。

今日は、友達にも、家族にも話せない恋愛の悩みをここで昇華させようと思う。これ以上1人で悩みたくないから。一旦、言葉にして、吐き出して、気持ちを整理しよう。

連休の谷間、久しぶりに学食で夕飯を食べた。
1人で食べるのは味気ないからという理由で、たまたま一緒にいた先輩を誘った。
ちょっとかっこいいなと思っていた先輩だ。
ただ彼はクールなタイプなので、気後れして、いつも緊張してしまう。
だけど、今回は違った。
居心地がよかった。お互いのことを知っていく過程は楽しい。
結局、30分も話込んでしまった。

それに、不覚にも、ときめいてしまった。
胸の中に僅かにあった憧れと相まって、心が躍っている。
もっと知りたい、話してみたいと思う。
それと同時に、遠距離中の彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになっている。

脳は、平穏を保とうと試みる一方で、興味関心には勝てない。
だから、新発売のお菓子に惹かれる。
しかし恋愛において、新しい味のポテチと、慣れ親しんだのり塩の両方を選ぶことはできない。
新しく登場した、先輩を選べば、大切なパートナーを失うことになる。

別の興味関心を見つけて、早く忘れよう。
ありがたいことに、世の中には、恋愛以外に素晴らしいものが沢山ある。
ドラマ、読書、料理、勉強、1人でも楽しいことは山ほどあるのだから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?