これが私の原体験。 ┊︎ ⑧私の旅の原体験を教えてください
旅、私の旅。
どこから始まったのだろうか。
探してみよう、己の旅の原体験。
原体験とは
三つの原体験
鹿児島
乗り物の楽しさに目覚める。
毎年夏になると、車、船、飛行機のいずれかで、母方の実家に帰っていた。
普段の学校生活が楽しくも退屈に感じていたこともあり、夏休みに長時間かけて移動して、全く違う環境に訪れるこの瞬間がたまらなく好きだった。
乗り物は、私を非日常に連れて行ってくれる、魔法の馬車になったのだ。
信太山
自然との戯れに目覚める。
大阪府和泉市に位置する、野外活動センターに自然教育のために訪れていた。
学童保育のアクティビティの一環で、自然や集団生活の学びの場だった。
キャンプや川遊びを活発にしていた記憶がある。
虫は苦手だったが、自然の中でしか見られない、木々のさざめきや突然の雷雨も楽しい思い出の一ページ。
グアム
カルチャーショックに目覚める。
家族初の海外旅行。印象は、日本語が少し通じるアメリカ。
日本とはまったく風景が異なり、幼いながら「これがリゾート地か」と生意気に思った。
一人でふらっとはぐれてしまい、見つけた現地の方に話しかけるが、言葉が通じない。ホテルの名前だけ覚えさせられていたので、ジェスチャーとホテルの名前を駆使してなんとか家族に会えたという、迷子の体験を思い出す。
迷子中に感じた、言語の壁や文化の違いは私をカルチャーショックに導いた。当時混乱はしたが、良い体験だった。なぜならカルチャーショックは、旅の醍醐味でもあるからだ。
普段の風景と比べ、何が違うのかを考察して、普段の良し悪しを発見できる。
最後に
以上三点は、今の旅の価値観を語る上では外せない原体験である。
乗り物、自然、カルチャーショック。
私にとっての大事な旅のモノサシ。
皆さんにとっての原体験とはなんだろうか?
心機一転。振り返ってからの旅もまた、楽しいものになるだろう。
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