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18 行きつけのお店をつくる|魚定食編

46歳・女性・おひとりさまが、最高の50歳になるためにしたい100のことをやっていく体験レポートを書いています。

今回は18個目「行きつけのお店をつくる|魚定食編」


行きつけのお店があるのって大人の証のイメージがあった。

私も、行きつけのお店がある。

それは、行きつけを作ろうって思っていたわけではなく、長年生きていると、お気に入りのお店が出来て、自然と行きつけになってしまうだけだとわかった。笑

私は、魚定食のお店を何軒か行きつけにしている。

魚定食って、芸術的なバランスだと思う。

ご飯に、魚に、付け合わせ。
食べたー!っていう満足度が高く、身体も心も満たされる。

たぶん、栄養バランスもいいから、本当に身体が満たされるんだろうな。

魚定食は、私の中では、みんなでワイワイしながら食べるものではない。

気取らず、かしこまらず、ひとりで味わいながら食べて、さっとお店を出る。

空間は綺麗な方が嬉しいけれど、それは二の次。

魚定食には、うなる美味しさを求める。

あぁ、なんて美味しいのって、噛み締めながら食べたい。

魚定食は、なによりお米は美味しくないといけない。

魚を食べるためのお米ではなく、お米を食べるための魚なのだ。

もともと私は、白米が大好き。
パンじゃ、おやつみたいで、ご飯を食べた気にならない。

ツヤツヤの炊き立てご飯は、美しく、最高のご馳走。

お米を食べている人は、お肌の潤いが違うっていう話もあるけれど、しっとりと水を含んだお米を見ていると、あながち嘘じゃないのではと思ってしまう。

お米を残したら、昔はおじいちゃんに怒られた。
お米一粒一粒に神様がいるから、残しちゃダメなんだって。
おじいちゃんは、いつも一粒残さず食べていた。

子どもって、そういうの見てるよね。
本当に残してないか、ちゃんとチェックしてた。

というわけで、脱線したけど、私の行きつけはこの2軒。

1軒目は青山にある「田んぼ」。

もう名前からしてね、お米を大切にしてるよね。

田んぼは、お米にもこだわりがある、定食屋さん。
食材も、すべてこだわりがあるものを使う。

この日は鯖の味噌煮を選んだ。

お米の量を聞かれるけれど、私は絶対に減らさない。
なんなら、増やしたいくらい。

主役は、おひつで出てくるお米。

まず、おひつをあけて、「わぁ!」とお米と出会う楽しみがある。そして、自分でよそうプロセスがあることで、ワクワク感がさらに増す。

まずは、ひとくち頂く。

あぁ、しっとり、美味しい。
お米の甘さ、最高です。

お味噌汁をすする。
今日はなめこと豆腐のお味噌汁だった。
パキッと塩味がきいてる味噌で、お米とあう。

小さな卵焼きは、甘めの味付け。

おかずは、鯖の味噌煮。
魚を一口食べて、お米を食べる。
間違いないよね。
あぁぁぁ、美味しい。

ご飯のお供に、高菜と、味噌と、のりがついている。
箸でちょっとづつ、つまみながら、ご飯をいただく。
あぁぁぁぁぁ、幸せ。

甘く炊いたお豆もあって、しょっぱい→甘いを永遠に繰り返せる。

お米そのままがおいしくて、私はやらないんだけど、小さなやかんに玄米茶が入っていて、お茶漬けにもできるの。

「田んぼ」さん、神じゃない?

お米のあらゆる可能性を堪能してほしいっていう気持ちが、全てから伝わってくる。

お腹も、心も、満腹よ。
最高。ありがとう。

行きつけの魚定食2軒目は、これまた青山の「やんも」

青山って、和食のお店多いのよね。

「やんも」は、空間も素晴らしい。大人なお店。

伊豆の食材を使った和食のお店なんだけど、ランチに魚定食をやっています。田んぼはお米がメインのお店に対して、こちらは魚がメインのお店。

私が頼んだのは、鯖の味噌漬け焼き定食。
また鯖だけど、田んぼのは味噌煮に対して、味噌漬け焼き。ちょっと違うの。

食器も素敵よね。

まずはお味噌汁を一口。

染みる・・・味噌の発酵が、出汁の奥深さが、体に染み渡る・・。

鯖にレモンを絞って、大根おろしといただく。
あぁ、お味噌の甘さ、脂がいい感じでのっている魚の身、最高です。
レモンがいい感じに効いてる。

ご飯も、ツヤツヤで水分たっぷり。
お漬物と交互にいただき、無限ループ。

お麩を出汁で炊いたものも美味しい。

食べたー!っていう大満足とともに、お店を去る。

青山のど真ん中に位置するので、周りのお店を見ながら食後に散歩をするのも楽しい。

田んぼも、やんもも、どちらも人気で混むことが多いので、私は雨の日を狙って行っている。雨の日の楽しみでもある。


読んでくださり、ありがとうございます(^^)/
自己紹介とサイトマップもあるので、良かったら読んでください。


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