仏像のどんなところが好きかって、厳しくそして優しい眼差しで長い歴史の中を皆を見守ってくれている感じが大好きなのです。

仏教を超越って言い方はおかしいかもしれないけれど、もはや超越している感じがするんです。

特に私は木像の仏さまが好きで。「生命」「自然」を強く静かに表しながら、私達生きとし生けるもの皆が大自然の一部の生命であって、良い意味で、小さな、でもひとつひとつがとても大切なちっぽけな存在なのだという良い意味での「諸行無常」を、静かな眼差しでいつでも教えてくれている、そんな存在だと、感じるからなのです。
私には宗教を超越した、そんな素敵な存在なのです
、、、、。