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家族愛と思想

子供の頃、ある小説を読んで、
自衛隊や戦闘機パイロットがかっこいいなと
つぶやいたら、親にそんなこと言うなとたしなめられた。

親が買ってくれた本を読んで思ったことなのに、
その感想は親的にはダメだったらしい。

当時、言われたのは危険な仕事はしない方がいい、
ということだった。

言われた時は、親として子供を危険に晒したくない
ということなのだろうと思っていた。

そのうち、周りが見えるようになってきて、
自衛隊反対、戦争反対という思想なのかなと
勘繰っていた時期もある。

今、人の親になって思うのは、
純粋に危険な仕事をする我が子を
常に心配しなければいけないのが辛かったのかなと思う。

一周回って、結局子供が心配問いことのようだが、
自衛隊に限らず、危険と隣り合わせの仕事は
それなりにある。

子供がその仕事を選んだら、心配だけど
見守るものではないかと思ったりする。

まあ、自分が自衛隊を応援する気持ちがあるとか、
警察官や消防隊員を尊敬しているということも
あるのだろう。

ああ、防衛省にふるさと納税できたらいいのに。

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