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頑張れる

大丈夫なふりが上手なだけで、
全く大丈夫じゃない。

日々、生活するのが精一杯だ。
貯金はないし、将来も見えないし、夜も眠れないし、過食を繰り返して体はボロボロだし、恋愛もうまくいかないし、ギリギリだ。
もしかしたらすでにギリギリだめかもしれない…

全然大丈夫じゃないくせに、
大丈夫なふりをして、
幸せを願ったり、応援するような、
そんなツイートばかりしてしまう。
(たまにめちゃめちゃネガティブなツイートもしてしまう…ごめんなさい…)

もしかしたら、私のツイートは、
私が誰かに言ってもらいたかったことや
信じたい気持ちを込めた言葉たちなのかもしれない…ツイートすることで、過去の自分を掬いたいのかもしれない…そして今の自分に言い聞かせているのかもしれない…

言葉で人は救えないことを、私は知っている。
お金と、お金では買えない誰かの気持ちや行動でしか救えないこともある。言葉がもう全く届かないこともある。
それはもうどうすることもできない領域なのだと思う。

でも、言葉で人は生きられることも、
私は知っている。

明日が来るのがこわくて、こわくて、
仕方のない時、
フォロワーさんにいただいたお手紙を、
何度も何度も読んでいる。
読ませていただいている。

過去にいただいたDMをスクショして、
何度も何度も読んでいる。
読ませていただいてる。

救われている。

私もそんな風に思ってもらえるようになりたい。
あとちょっと頑張ってみようの理由になりたい。
あとちょっと生きてみるかの理由になりたい。
あとちょっと頑張ったら、あとちょっと生きてみたら、何か違う未来が待ってるかもしれないと信じていたい。

コインランドリーで回る洗濯物を見ながら、
エゴサをしてしまった。
しなきゃよかったと後悔したのはそれから約15秒後…

やっぱり、100の嬉しいコメントよりも、たった1つの悲しいコメントの方が心にズーンときてしまう…

それでもやっぱり私は、
紙の本を出すという夢を叶えたい。

「ほうじ茶さんの本を読むという夢ができたので、もう少し頑張って生きてみます、もし本を読めたらもっと生きられる気がします」と言ってくれた方に、「本屋で働いていて、ほうじ茶さんの本を棚に並べるのが夢です」と言ってくれた方に、「2冊買って1冊は毎日お守りにして持ち歩きます、もう1冊は保管用です」と言ってくれた方に、「沢山買って家族や友達に配ります!!」と言ってくれた方に、本を出すということで恩返しをしたい。

DMをいただけることが増えて、
前みたく一つ一つお返事できなくなってしまった…お返事までにとても時間をいただくようになってしまった…

そんな私がみなさんにできる唯一の恩返しは、
やっぱり〈本を出す〉しか思いつかない。

もう、私だけの夢ではなくなった。
そんなのもう頑張るしかない。
頑張れる。




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