芋たこなんきん 第24週「出会い」

脳出血の手術後、昏睡状態の健次郎さんの回想。
先妻の澄子さんが亡くなった直後、近所のおでん屋「関東煮・たこ芳」にて「養安寺」住職の一真さんが健次郎に声をかける。
※以下、字幕のママ。(かっこ内)は健次郎さんの返答。

どないや? 落ち着いたか?
(う~ん いや…。 まだ 何か 家ん中 バタバタしてますなあ。)
子供らは?
(隆は まだ 何かあったら すぐ泣いてますわ。)
そやろな。亡くなったことを 受け入れられへんねんで…。
昨日まで いた人が 急に 自分のそばから いてへんようになる。
自分は 何にも悪いことしてへんのに 罰を受けたようにな…。
こんな不条理なこと あれへんで。
(ほんまですわ。)
けど… それは 罰やない。教えや。
人間は 必ず 死ぬということを 教えてくれてるんや。
人間は いつか 死が やってくる。
それを知って 毎日を生きることは 大事なことや。
まっ 小さな隆君には そこまで 理解せえちゅうのは 無理やけどな。
この つらさと向き合うことは 決して 無駄なことではない。
自分や他人を大事にしよと 思うようになる。

BSプレミアム 2022/09/02(金)07:15~

https://bit.ly/3B6lbcn

キャストの石田太郎さん自身が、浄土真宗本願寺派の僧侶でもあり、実に説得力があるなあ。

この朝ドラを名作と呼ばずして何というのか。
初回放送を見逃していただけに、本当に再放送してくれたことには感謝しかない。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takowakako/20220809-00309361

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?