くりはらつとむ

のんちゃんカレンダー2月オフショットから。 ヘッダー画像は、https://hond…

くりはらつとむ

のんちゃんカレンダー2月オフショットから。 ヘッダー画像は、https://honda.co.jp/Bow/ からMyFastCar。

最近の記事

「日本スゴイ」と自慢するんじゃなくて「日本大好き」と言われるように(日本沈没する前に)

正直言って、見てて恥ずかしくなるよね。こういう↓番組。 一方、2024年 3月末から4月にかけての2週間は、日本のモータースポーツファンにとって多幸感あふれるものだった。 日本のファンと世界のレース関係者とが相思相愛の関係にあるところが微笑ましい。超一流のレーシングドライバーたちが、みな「日本に来ることを楽しみにしている」「日本滞在は楽しい」「日本のレース運営は見事だ」「日本のファンは世界一だ」と口を揃えて言うのは決して社交辞令ではない。 こんなインタビューもあった。

    • パラドックスにもほどがある(褒めます)

      前の投稿「タイムトラベルもの、名作の条件【追記あり】。」の続きです。 『不適切にもほどがある!』が完結して1週間が過ぎた。やや批判的な見解は散見されたものの概ね好評で、ひとことで言えば「令和日本のBTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)」という感じ。さすがのクドカン・マジックで、面白いことこの上なし。 しかし、ですよ。SF的に見れば突っ込みどころ満載で、完全に世界線が破綻している。主人公の小川市郎(阿部サダヲ)は1995年に娘の純子(河合優実)とともに1995年に亡くな

      • もし「カエル」の例え話をするのなら…

        もしも「カエル」の例え話をするのなら……。2023年の流行語「蛙化現象(グリム童話)」とか、まだ一部の人が信じてる「茹でガエル」の話ではなく『三匹の蛙(イソップ童話)』の話をしましょう。 グリムもイソップも童話ですが、「茹でガエル」現象は【一見、科学的に見えて実は間違い】という、「右脳左脳」とか「血液型性格判断」とか「水からの伝言」とか『植物にいい言葉をかけるときれいな花を咲かせるんですか?』(しつこい)などと同じ部類です。正しい実験をして、ちゃんと考えれば簡単に理解できる

        • タイムトラベルもの、名作の条件【追記あり】。

          いま話題のTBSドラマ、『不適切にもほどがある!(脚本:宮藤官九郎)』第3話が良かった。 毎回お約束、ドラマ後半クライマックスのミュージカルシーン。 コンプライアンスを意識した番組作りを強いられるTVプロデューサー栗田一也(山本耕史)が、 「誰が決める ハラスメント」と歌うと、 急遽代打MCをつとめることになった八嶋智人(本人)が、 「ガイドライン決めてくれ」と叫ぶ。 ここから、本作の主人公「コンプライアンス意識が低い昭和のおじさん」小川市郎(阿部サダヲ)が、 「みんな自分の

        「日本スゴイ」と自慢するんじゃなくて「日本大好き」と言われるように(日本沈没する前に)

          ■科学的知見を、安易に社会や経営の比喩に使う危険性について。

          https://x.gd/9jO6R から そもそも、日本では(ポケモンの影響も大ですが)「生物の変態」のことを「進化」だと勘違いしてる人が多い。 https://x.gd/AG0ar 「シン・ゴジラ」でも、形態の変化(変態)を「進化」って言ってたしねえ……。 これ重要。 (そもそも)進化論は変化できる 者のみが⽣存できるとは主張していないのです。進化は「集団中の遺伝⼦頻度の変化」のこと であり、個体の変容に関する⾔及ではありません。さらに、すでに述べたように、⽣物の

          ■科学的知見を、安易に社会や経営の比喩に使う危険性について。

          元日は地球の公転軌道上の特異点ではない。

          元日は地球の公転軌道上の特異点ではない。

          今そこにある危機

          2022年までに明らかになったことは、2015年に「人類は疫病と戦争を本当に抑え込みつつある」と書いたユヴァル・ノア・ハラリは間違えていた、ということだ。 (日本語版『ホモ・デウス:テクノロジーとサピエンスの未来』 の発行は2018年9月) https://news.yahoo.co.jp/articles/b58205e6fd786b8b58d83de159b7f79fdcdfd4c8 湯崎知事の方が正しかった。不幸なことである。 2023年は、この予言が当たりません

          今そこにある危機

          芋たこなんきん感謝祭 アンケートがむづい件!(笑)

          【好きなエピソードベスト5】 1)第22週「春のあらし」(127回) 純子さんの書いた町子の履歴書に最後の1行が… 2)第11週「おとうちゃん」(62回) 3週続いた「女学生編」堂々の完結。上梓された「戦争乙女」を読んで号泣する純子さんが微笑ましい。 3)第24週「出会い」(139回) 第1回へとリンクする、朝ドラ至高の展開。第25週と最終週へのプロローグにふさわしい。 4)第6週「思いやる心」(35回) 家政婦のヌイさんとのエピソード。1週だけのゲストが最後まで心に残

          芋たこなんきん感謝祭 アンケートがむづい件!(笑)

          “Quote...Unquote”(001)

          亀井勝一郎「思想の花びら」もの思う人のために(大和書房)から 心臓に悪いことが二つある。

          “Quote...Unquote”(001)

          間違いだらけの朝ドラ最終回

          ※投稿は私自身の見解であり、単なる個人の感想に過ぎません。 コメントは適宜追記していきますねネ。 あくまで「最終回」の出来のみを評価対象にしています。 【コメント】 #87「純と愛」たしかに最終回は悲惨な仕上りだったけど、あれは脚本の遊川さんが「3.11」のショックでメンタルをやられて、例えると「Zガンダム(TVシリーズ)」の最終回が残酷になってしまった(当時)うつ病の富野由悠季カントクと同じ精神状態だったので、やむを得ない(笑) #88「あまちゃん」は、伝説の最終回(紅

          間違いだらけの朝ドラ最終回

          国葬と国民葬

          先日の拙引用リツート で、思い出したのがコレ(相変わらずワンパターンですな)。 さて、いよいよ明日(9/27)は、佐藤栄作さん大甥の「国葬」ですネ。 それを言い出したのが吉田茂さん孫というのがまた感慨深い。 (まとめ) 1922年1月17日、大隈重信「国民葬」 1922年2月9日、山県有朋「国葬」 1967年10月31日、吉田茂「国葬」 1975年6月16日、佐藤栄作「国民葬」 2022年9月27日、安倍晋三「国葬」←new! ※大隈と山県の葬儀は日比谷公園、他は全て日

          芋たこなんきん 第24週「出会い」

          脳出血の手術後、昏睡状態の健次郎さんの回想。 先妻の澄子さんが亡くなった直後、近所のおでん屋「関東煮・たこ芳」にて「養安寺」住職の一真さんが健次郎に声をかける。 ※以下、字幕のママ。(かっこ内)は健次郎さんの返答。 https://bit.ly/3B6lbcn キャストの石田太郎さん自身が、浄土真宗本願寺派の僧侶でもあり、実に説得力があるなあ。 この朝ドラを名作と呼ばずして何というのか。 初回放送を見逃していただけに、本当に再放送してくれたことには感謝しかない。 htt

          芋たこなんきん 第24週「出会い」

          それが最後の言葉になったとしたら耐えられないようなことを もう絶対に言わない

          NHKのEテレで2018年3月まで放送されていた『スーパープレゼンテーション』(「TED Conference」を和訳で紹介してた番組)で、最も感動した回。 その最後を締めくくるエピソード。 さて私は最後の思いを述べます。それは みなさんの話す言葉を本当に変えるでしょう、みなさんの口から出る言葉を。 私はこれをアウシュビッツで生き残った女性から聞きました。わずかな生存者の一人です。彼女は15歳の時にアウシュビッツに連れて行かれました。8歳の弟も一緒で、両親は失われていまし

          それが最後の言葉になったとしたら耐えられないようなことを もう絶対に言わない

          いやぁ、映画って本当にいいもんですね~

          知人が製作に関わっていた関係で映画『太陽とボレロ』を観に行きました(渋谷TOEI、上映最終日)。 監督と脚本は俳優の水谷豊さん、主演は檀れいさん。 いま売り出し中のイケメン 町田啓太と、今回映画初出演の森マリアちゃんも好演してて、プロポーズのシーンはまるで『あまちゃん』(128回)「おらとママの潮騒のメモリー」を髣髴とさせる出来でありました。 最後のクレジットタイトルを見て、ふと思ったこと。 映画って、シリーズもの(第2作以降)やテレビドラマの続編とかを除いて、先ず「企

          いやぁ、映画って本当にいいもんですね~

          あったらいいな、こんなアプリ。

          むかし「クイズ100人に聞きました」という人気テレビ番組がありました。 講演とかオンラインのイベントで、挙手してもらうことありますよね。 「この中でTwitterやってる人何人いますか?」とか、 「この映画見た人いらっしゃいます?」とか。 そういうとき、講師なりスピーカーが即席で作れるアンケート・フォーマット。 それを、共有したり保存できる(管理者モードでは分析もできる) そういうアプリ。 題して「今ここにいる人、○○に聞きました」© 略して「いまココ聞きました」© もう、

          あったらいいな、こんなアプリ。

          トム"マーヴェリック"クリハラです。

          『トップガン マーヴェリック』(Top Gun: Maverick)絶賛公開中につき。 面白いから、みんな見てね~ 第1作より映画としての完成度は高い。36年間待っただけのことはあります。 「マーヴェリック」とは、トム・クルーズ演じる「ピート・ミッチェル海軍大佐」のコードネームです。 (上記リンクから) 「アメリカ海軍の戦闘機パイロットを描いたトップガン (映画)では、演出として登場人物の性格を反映したコールサインが設定されている。」 そして、maverickとは( 

          トム"マーヴェリック"クリハラです。