電気ポット

赤ちゃんの授乳は母乳ですか?粉ミルクですか?完全母乳という方もいらっしゃるとは思いますが、多くの方は何らかの形で粉ミルクのお世話になるでしょう。特に夜中の授乳はお母さんだけでなくお父さんの協力も絶対に必要で、そうすると母乳は出ないので粉ミルクを使うことになります。

問題は、そんな夜中にお湯を沸かしてどうこうなんてやってられないという点。そこでお勧めしたいのは70℃で保温できるポットです。我が家はこれを使っていました。

粉ミルクにはサカザキ菌などの病原菌が含まれてしまうことがあります。これが粉ミルクが忌避される理由でもあるのですが、菌は熱湯殺菌できるので扱い方を間違えなければ特に問題ないと思います。しかし熱湯過ぎると今度は粉ミルクに含まれる栄養を壊してしまいます。

そこで「栄養を壊さず菌を殺す」のに最適な温度が70℃となります。普通の家庭用ポットだと保温設定がもう少し上の温度しかない場合が多いですが、このポットには70℃の設定があるのでお勧めです。

その代わりといってはアレですがカルキ飛ばし機能が付いていません。そこで我が家ではヤカンでいったん水から沸騰させ、ポットに移して70℃で保温していました。「面倒くさそう」とお思いでしょう。面倒くさいです。ただ、粉ミルクをなるべく早く適温にするために毎日湯冷ましも作っていたのでそのついでというか、沸騰したお湯の一部をポットに、残りを湯冷ましにという具合にしていました。ミルクを作るタイミングでお湯を沸かして70℃に冷ましてなんて悠長なことはしていられません。赤ちゃんは「おなかがすいた」と猛アピールを仕掛けてきます。夜中だとお母さんお父さんも眠いでしょうから、なるべくスピーディーに準備ができるようにしておいた方が良いです。

母乳、粉ミルクでの授乳は離乳食が始まるころには量も減り、1歳を過ぎれば食事後にフォローアップミルクを上げるかどうかくらいになるので、本当に大変なのは最初の半年間です。その半年間をお父さんの協力も得ながら、あんまり一人で頑張りすぎないようにしてください。

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