囲碁の棋力と楽しみ

囲碁の強さを棋力と言います。将棋でも使う言葉だそうですが、由来や範囲は知りません。

囲碁関係ではじめてお会いする方は「棋力はどれくらいなの?」とか「どれくらい打つの?」なんていう質問の仕方をなさることが多いです。

級段位は形骸化して久しいという意見もありますがーこの「棋力」、面白いことにすべて等しい刻みで決められています。

級、段を問わず1つ差が開く度に
置石(ハンデとしてあらかじめ盤上に置く石)をひとつ、増やすといい勝負になる。

かなりの実力差でも成立するようで、なるほど実用的と関心したものです。
囲碁の何を楽しむかは各々の問題ですから、あとは対局相手さえ居ればなんとかなる。
つまり皆が自分の強さを正確に知っていれば、碁打ちはほとんどいつでも囲碁を楽しむことができると。

…ところが「囲碁の楽しみ方は人それぞれ、たとえヘボでもかまわない」という方ほど、とみにはよう強くなれよ!という心からの激励をくださったりします。
お気持ちは大変嬉しくいただいておりますが…おそらくとみが死ぬ頃にだってまだあなた方の強さには追いつけないと思うんです。

#囲碁

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