入社して1ヶ月目にしたこと。
株式会社BesoでUIUXデザイナーをしているTommyです。
1人目のデザイナー(正確にいうと1人目の正社員デザイナー)としてSaaSスタートアップ企業に飛び込んだ僕が入社して1ヶ月目に何をしたか、について振り返っておきたいと思います。
1ヶ月経った時点に着目した別の記事(末尾にリンク貼っております)では、あまり業務的な部分には触れていなかったので、この記事では業務的にやっていたことをメインにしたいと思います。
1ヶ月目の2022年4月のキーワードは、大きく3つが挙げられます。
Figma
Notion
存在感
Figmaを導入する
以前の記事にちらっと書いたのですが、ZoooU (弊社の税理士さん向けプロダクトです)は、エンジニアによる開発実装を主体にしてきた流れがあり、僕が入社した時点で、デザインデータなるものは、、、ありませんでした!
え、そうなん?
という感じですが、これみよがしにFigmaを布教し、即導入しました笑
サイト制作向けにXDが使われていたのですが、共同編集と共有のしやすさからFigmaを推した感じです。
Figma導入後、以下のようなことを行いました。
ひたすらにスクショして画面遷移図を作る
デザインリニューアルを見越してUIモデリングを行う
既存デザインのUI改善案を作る
1) ひたすらにスクショして画面遷移図を作る
デザインのデータも特にないし、とりあえずどんなプロダクトか知って行こうと思って行ったのが、ひたすらにスクショ、です。
プロダクト自体の理解は進み、後からどの辺の画面の話だっけ?と見返しやすくなったので、やっておいて良かったなと思います。
(今でもたまにやってます)
2) UIモデリング
UIモデリングは、こちらの本とGoodpatchさんの記事を参考にしながら作業を行いました。さすがGoodPatchさん!とか言いながら作業をしていたのを思い出します。
扱うオブジェクトをつなぎながら整理していくことで、さらにプロダクト自体の理解が深まった印象でした。
こちらもこの作業をしておいたおかげで、現在(= 7月)進めている導線設計の見直しと新機能の追加で役立っています。
3) 既存デザインのUI改善案
細かなUIデザインの変更やプロダクト内での文言の統一を行っていた程度です。入社して2週間後にはクローズドβでのリリースを控えていたので、あまり大きな変更はせず、すぐ変更できる内容に焦点を当てていました。
エラー画面の用意
文言の変更
振り返ってみると、この時はまだエンジニアメンバーの開発作業の内容もあまりわかっておらず、勝手に突っ走ってた感あったなと思います。。
Notion先生になる
1ヶ月目を語る上でもう1個メインとなるのがNotionです。
Besoでは、社内ルール・議事録・各事業に関することなど、メンバー間で共有すべきストック情報のまとめ先としてNotionを利用しています。
(今どきスタートアップという感じ笑)
複数人いるとそれぞれの使い方もいろいろということで、入社した時点での社内のNotionはかなり自由奔放にページが乱立している状態でした。
入社前から個人的にNotionは使っているので慣れてはいたのですが、それでも見にくいなーという印象でした。
というわけで、以下のようなことを行いました。
不要なページと残すページの仕分けをする
リレーションでDB(データベース)の紐付けを行う
1) 不要なページと残すページの仕分けをする
最初から特別何か"テクってる"ことをしたわけではなく、まずはシンプルにいる or いらないページの仕分けから始めました。
社内の取り組みとしてもNotionの整理が挙がっていたので、税理士法人チームのメンバーと一緒に仕分け作業を進めていきました。
既に退社された方の個人ページが残っていたり、お試しで作ってみたDBのページが残っていたりと、まあそれなりに荒れている状態だったので、不要なページは躊躇なく削除していきました。
よくわからんページは基本誰も見ていないことが多いので、そういったページはもれなく削除です。
2)リレーションでDBの紐付けを行う
つづいて行ったのがDB間にリレーションを設定していくことです。
Notionを使っている方はご存知かと思いますが、リレーションという機能により、2つのDB 同士を紐付けることができます。
まず、議事録とタスクのDBを紐付けました。
これにより、議事録でタスクのDBを表示しておき、議事録を書くときにタスクDBに書き込むと、すでに議事録とタスクで紐付けができているようにしました。
どのように仕込むかについては、大石結花さんのまいにちNotionの動画がめちゃくちゃ参考になります!
個人で使っているプロジェクト管理のNotionでも、ほぼ真似レベルで参考にしてます笑
さらに、ZoooUの開発を管理するDBにリレーションを仕込み、ZoooUに関連する事柄(社内ではトピックと呼んでいます)と実際のエンジニア作業レベルに落とし込んだタスク(Product BackLog、以下PBL)を紐付けています。
Product BackLogはBizDevスケジュールというDBともリレーションを組んでおり、ロールアップの機能を使ってBizDev内でPBLが紐づくトピックがわかるようにしています。
こうした仕込み作業を実施した結果、社内ではNotion先生を拝命しました笑
存在感を出してすぐ馴染む
まずは慣れて、自分ができるところからしていく。
1ヶ月目のテーマはこれだったなと思っています。
そりゃそうやろ、という感じですが、特に自分ができるところを探し出すのがポイントのような気がします。
これが見つかって自分の存在感を出せるエリアを早々に確保し、社内における役割を獲得できると、新しく入ったところでもすぐ馴染みやすいかなというのが所感です。
ざっとこのような流れのイメージです。
この一連の流れが爆速で進むと、すぐ馴染む といった感じでしょうか。
自分の場合、特に探し出したのが Notion だった気がします。
デザインまわりの整備ももちろん自分の担当範囲で当然存在感を出していると思うのですが、ある意味最初から期待されている部分なので、Notionの方が社内的にはインパクトが大きかったと思います(社内ツールとして全体に関わる点もあって)。
Notion先生なる役割は、以前の記事で触れた「前からいた感」を出していくのに貢献してくれた要素の1つかもしれません、笑。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
以前書いた記事で参考になるもの
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