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入社して11ヶ月目にしたこと。

Tommyです。

この記事は、株式会社BesoのUIUXデザイナー 11ヶ月目となる2023年2月にしたことをまとめています。

11ヶ月目の2023年2月のキーワードは、大きく3つが挙げられます。

・データの整理 3度目のどうする
・仮説検証の内容を残す
・建設的な議論

質的なデータの整理どうするか3度目の正直

前回の記事で書いたDovetailというツールの再現を試みたNotionのDBの運用ですが、どうにも手間がかかり過ぎました。
特にタグを起点にこういう傾向や共通点があるな、といった気づきを得るのに難しさを感じていました。

そんな折に視聴したオンラインセミナーで、日本デザインセンター羽山さん・タグチさんの方法を知ります。
CSVを使ってFigmaにKAカードを自動で生成していく方法です。

同じイベントに出られてて実際に試された方の解説記事はこちらです。

分析をするにあたりグルーピングの作業はやっぱりFigmaが得意なので、この方法を取り入れることにしました。

質的データのコーディング作業として、こういう発話の事実があったことはNotionのDBに登録するようにし、そこからKAカード化していくための用意もNotionで行い、それをCSVで書き出してFigmaにぶち込むようにしました。

NotionでのややこしいDB間の往復はなくなり、基本的にNotionではFact(事実)を貯めるDBにFactを切り出し、そこからKAカード内の"心の声"と"価値"を書く作業に徹するようになりました。

これにより、ようやく以下の点ができるようになった気がします。

・ヒアリング内容からFact(事実)を取り出し、データベースにする
・ヒアリングだけでなく他のリサーチ内容と合わせて、色々な角度からFact(事実)を見えるようにする
・Fact(事実)をCSVで出してFigmaに入れ、グルーピングしながらインサイトを見つける

仮説検証の内容を残す

よくある状況だと思うのだが、、

かねてより社内で仮説検証した内容がうまく残っていない、という話がありました。これは主にマーケティング周りの施策で、どの内容がどんな結果だったかすぐ見れる?みたいな文脈でよく聞こえてきたのですが、そういえばプロダクト開発側も、そこまできっちりまとまっているわけではないよな、となりました。

ユーザーテストをしてみてわかった結果が、Figma上に転がっていたり、Slack上のスレッドに転がっていたりする状況でした。

やってみたこと

そこで、プロダクト開発の仮説検証の内容も、社内のメンバーがアクセスできてざっと確認できるようにしようと考え、坂田一倫さんが公開してくださっていたテンプレを拝借することにしました。

こちらを元に、探索のリサーチでの仮説・検証のリサーチでの仮説がわかるようにし、さらにエンジニアのアドバイスで、どういう流れで実装に至ったかがわかるようにNotion DBで当時設定できるようになっていた依存関係を使い、Aの仮説の結果から次のBの仮説がある、というのがわかるようにしました。

何か効果はあったのか?

この仮説検証のDBを用意したことで、この仕様どうしたっけ?という話が開発チーム内であった時に、この時の検証でこうした方がいいと判断したから今こうなっている、という話ができたことが、後日ありました。
(個人的には、お、役立った!と思った記憶があります。)

建設的な議論とは

とりあえず思ったこと

これまでいくつかのスタートアップを渡り歩いてきている、とある社内メンバー曰く、Besoは人がいい故に本質的な議論を避けがちだそうで、もっと各セクションの人間が、KPIを達成するために自分ができることの領域をドヤってバチバチ言い合っていい、そうです。

これは、なんかムスッとしながら自分の意見を押しまくるという訳ではなく、建設的な議論をもっとしていきましょう、という意味なのだと思ったのですが、建設的な議論ってなんか難しくない?とも思いました。

ちなみに「建設的」の意味を調べてみます。

ある物事についてその良さを支持し、より良いものに変えていこうとするさま、あるいは積極的に物事を推進しようというさまなどを意味する表現。

weblio辞書

建設的な議論とは、物事をより良い方向に進めるための議論、とでも言えそうです。

矛先が自分自身の時もある…

頭ではわかっているのですが、どうも筆者の場合は、良くも悪くも感情がすぐ顔の表情に出るタイプなので、イラっとしていたら速攻で相手にそのイラっとしていることが伝わっているらしいです。。

それだったらそこ直せよという話で、自分でも自覚し、意識はしているところですが、難しいのが、場合によっては言いたいことをきちんと言語化できず、そのもどかしさから自分自身にイラッとしていることもある、ということです。

相手に対して決してイラッとしているわけではないものの、やはりそのイラッとしている感じは伝わってしまうので、なんか難しいなあ、、と思ってしまいます。

どうすればよさそうか

さして何か特別な解を持ち合わせている訳ではないのですが、「ごめん、ちゃんと伝えられない自分にイラついてる」と、相手に誤解を与えないようにしっかり言葉にすればいいのかもしれません。

とりあえず、自分自身もまだまだだな、と思った時期でした。
(個人的なボヤキみたいな感じの内容ですみません。)


リサーチ後のデータ整理に引き続き頭を使いながら、いろいろと考えを巡らせていた2月でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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