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天気の話題は続かないからこそ効果的!

 前回は「雑談」のきっかけを得るために挨拶しようとお伝えしました。今回は、どんな話題を選ぶのかを考えましょう。
 
 雑談はちょっとしたおしゃべりです。その内容はあたりさわりがないことが重要です。典型的な例として、よくお天気の話があげられます。これは天候の良し悪しは誰のせいでもないので、安心できるのです。例を示しましょう。
 
「おはよう!今日は朝から天気がいいねえ!」
「おはようございます!ほんと、気持ちいいですね!」
 
 意外に気づいていないのは、お天気の話題は、ほとんどひと言ふた言のやりとりで終わることです。そのため、話の広がりを期待できません。むしろ、それで終えましょう。雑談に慣れていない人は、ここまでやってみるだけでも良い練習になります。
 
 さらに話を展開させたいとき、どんなテーマがあるかを考えてみましょう。
・共通の場所のできごと・・職場でのトピック例です。「今日、東京駅は混んでいましたね」「1週間ぶりですね、リモートワークはどうですか?」など。
・季節の休み・・・連休、お盆や年末なども扱いやすいです。「もうすぐ、ゴールデンウィークですね」「連休はどこかへ行く予定ですか?」など。
・スポーツのテーマ・・・大きなスポーツイベントも、たくさんの人が関心を持っています。例えば、「昨日のワールドカップのサッカーを見ましたか?」「昨日の日本チームはすごかったですね」など。
 
 このように、お天気の話でつなぎ、別のトピックへ広げることを意識すると良いでしょう。次回は雑談のコツについて考えます。

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