見出し画像

雑談を長くならないためのコツ!

 前回まで、必要性から挨拶、そして展開する話題について3回にわたって考えました。ビジネスの雑談は、短すぎても長すぎてもいけません。その場に応じて終えたいところです。そこで、雑談が長くならないための「コツ」をお伝えします。
 
・返答が長くなる質問に注意!
 雑談が長引いて、本題に入れなくなることがあります。そうならないように、返答が長くなる質問に注意をしましょう。例えば、「なぜ?」と理由を聞けば相手は考えながら話すかもしれません。「どのように?」と聞けば、方法について説明しようと思うでしょう。あくまで雑談です。時間があるかどうかを考えた上で質問を選びましょう。
 
・雑談の主導権に意識を!
 雑談の主導権は、話し手が持っています。その話を継続する、切り上げる、または本題に入るかを決められるのです。もし相手がずっと話していれば、あなたは主導権が握れません。そこで、適度に話し手と聞き手のやりとりが行き交うようにできれば、主導権も交互に移動します。こういう状態にできれば、長引かない雑談にできます。
 
・息の継ぎ目に注意を!
 相手がおしゃべりなので、雑談を切り上げられないことがあります。その場合は、相手の息継ぎがポイントです。その瞬間を逃さないことが大切です。例えば「・・そうなりましてね。(息継ぎ)」となれば、(息継ぎ)のところで「では、そろそろ・・」などと言葉を入れます。ただ、かなり強引な印象を与えますのでよほど困った場合だけに行ってください。
 
 雑談上手になれるかどうかは、人との関係性を作る上で大切です。ぜひ、今回紹介したコツを意識しください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?