見出し画像

身体に悪い食べ物をとりのぞく

こんにちは。鷹取智子です。
研修講師として活動をしています。


noteでは、「心身ともに健康でいることの重要性」についてシェアしています。


今日は、以下の3つについてお伝えしていきますね。何かしらお役に立てたら嬉しいです!




1.身体に悪いものを食べるとなぜふきげんになるのか


私は子供の頃からチョコレートやケーキ、アイスなどの白砂糖たっぷりの甘いものが大好き。白いご飯も大好物で、CA時代は機内食に飽きてしまうため、白いご飯にバターと醤油をかけて食べるのが習慣になっていました(笑)

甘いものなどの糖質を食べると一瞬、元気になるのですが、少したつとまた甘いものが欲しくなり、とうとう家に甘いものがないと不安でたまらないというくらいの「白砂糖中毒」に。寝ても疲れがとれない、甘いものがないとイライラする状態に苦しみました。

今から約6年前、あるセミナーに行き、「身体に悪い食べものが心身に与える影響の大きさ」について知ることに。そこから私の学びと実践の日々がスタートしたのです。


まず白砂糖の悪影響について知り、驚愕しました。白砂糖は心の落ち込みを引き起こすだなんて。リフレッシュしようと甘い物を食べるのに、逆のことを起こしていたなんてショックでした。


白砂糖を取るとドーパミンが出ます。ドーパミンによって一時的に幸福感を感じるのですが、度がすぎると感情の起伏が激しくなり、怒りや悲しみなどのネガティブ感情を感じやすくなります。そして白砂糖の効果が切れると、さらに白砂糖が欲しくなるという「白砂糖中毒」におちいり、負のスパイラルにはまるなんて、誰も教えてくれなかった・・・

 
また、「白砂糖を摂ると胃と十二指腸の動きが一時的にストップする」という、東京大学の研究報告があります。胃は通常は1分間に3回程度のペースで動き、定期的に内容物を腸へと送り出しているわけですが、被験者に砂糖水を飲ませたところ、胃の動きが数十秒間に渡って完全にストップしたそうです。次に塩水を飲ませると、急に胃が活発に動くようになった。東京大学はこのような胃の動きを「糖反射」と名付けましたが、そのメカニズムはまだ解明されていないそうです。
 

胃と十二指腸が動いていないと、食べ物のビタミンやカルシウム、ミネラルなどの栄養素が吸収できません。すると心身に悪影響が及びます。ビタミンB1が不足することで「うつ状態」になり、気持ちが不安定に。体内のミネラルやビタミンが慢性的に不足状態になることで、ブドウ糖がエネルギーに変化しにくくなり、体温が上がらずに冷え性になる。


他にも、慢性的なカルシウム不足による骨粗しょう症や、ビタミンB群の欠乏による疲労感や倦怠感、肩の凝りや貧血などの症状も引き起こされると言われています。


なぜ私が寝ても疲れがとれない、甘いものがないとイライラする状態になっていたのか、心から理解でき怖くなりました。


2.身体に悪い食べものをやめるコツ


私の場合、白砂糖の悪影響について知っても、正直なところ「頭では理解できるけど、私には無理なのでは」と思っていました。ですが、1カ月であっという間に白砂糖をやめることができたのです!!!
 

どうやったのか?


まず、同じセミナーを受講していた仲間に「白砂糖をやめます」と宣言しました。そして、白砂糖にかわるものに徐々に置き換えをしていったのです。例えば私の場合は、フルーツとメイプルシロップやはちみつ入りの豆乳ヨーグルト、甘酒はOKとしました。「甘いものを食べたい」と思ったら、それらを食べるようにしました。
 

同じように白いご飯も玄米に変えました。玄米を自宅で発芽させるようにしています。添加物を取り除くため、できる範囲で自炊をしています。


ポイントは「かわりにどんなものを食べたらよいのか?」「どんなふうに作れば簡単にできるのか」考え、工夫することを楽しむことです。それを仲間にも共有し、お互い刺激を与え励まし合いながら実践していった結果、だんだんと白砂糖や白い炭水化物、加工肉などを食べたいと思わなくなったことに驚いています。


甘い物を辞められない、というのは思い込みでした。やればスルッと辞められるんです。


3.白砂糖・白いご飯中毒から抜けて得たもの


白砂糖や白いご飯が大好きだった頃は、「寝ても疲れがとれない」「何があった訳でもないのにいきなり精神的に不安定になる」「体力が落ちてしまった」ことに悩んでいました。


年齢的に仕方がないのかもと諦めていたのですが、身体に悪いものをやめて3カ月くらい経ったとき、「怠さがなくなっている!」と体感できるようになっていたのです。


1年後には体重もマイナス7キロに。「なんか若返ったね」「お肌がきれい」「以前より生き生きしている」と周りからも驚かれました。

 
「白砂糖をやめると言う自分との約束」を達成したことに喜びを感じ、そんな自分を誇らしいと思えました。自己効力感が高まると、「次はこれをやってみよう」と自ずと新たな行動にチャレンジしたくなっていくことは予想外の結果でしたが、これが私の中ではからだを整えたことで得られた一番の成果です。


白砂糖中毒の方、私にも辞められましたから、あなたにもできるはずですよ!






 

よろしければサポートいただけたら嬉しいです。良い記事を書くための書籍代にさせていただきます♡