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英語の新常識 (インターナショナル新書) 新書 – 2022/2/7

大学生の時から、英語学習でお世話になっている杉田敏先生の本のため、即購入・読了した。

著者の本では、ビヌエット(ミニドラマ)の形で、生きた英語を学べるようになっている。最近ではNHKラジオは引退され、専らムック本の形で四半期ごとに本を出されている。継続しているのを見ると、やはり一定のファンはおられ、売れているのだと思う。

この本であるが、英語の学習本ではなく、生きた英語の文化を語っている。僕は著者のファンなので、やさしいビジネス英語(90年代の本なので、正直言って世代ではないが、ブックオフで探して購入)から本を読んでいるため、重複している内容も多々あった。しかし、改めて首肯する内容で面白いと思った。

例えば、OKというジェスチャーは白人優位主義者の秘密シンボルとなっており、今やタブー視されているや、ジェントリフィケーション(治安の悪化した都心がが再開発される)等、アメリカ英語のトレンドを学ぶことが出来、有意義な本だと思う。

非常に個人的なことなのだけれど、杉田敏先生の本を読むと外資系企業に入りたくなってしまう。文化に多様的であり、個人が尊重されているように感じるからだ。

JTCは単一的であり、個人の尊重より、明日から辞令一つで世界中どこでもある。裏返しとして、雇用の保証もあったが、そちらも時代の流れて厳しくなっているように思う。

杉田敏先生の本を音読したおかげで英語が出来るようになったので、先生には非常に感謝している。お年を召されても、英語教育を続けていらっしゃり、カッコイイシニアの代表格の方だと思っている。


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