TommySky

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サーフィン、スノーボード、読書が好き。読書を通じていろいろなひとと交流したい。Twitterでは長すぎる、Blogでは短すぎる、そんな丁度よい塩梅のテキストを投稿します。世は動画の時代、動画の方が数千倍記憶に残る、それでもテキストにこだわりたい!

マガジン

  • Born To Read~読む、書く、つながる

    読んで良かった、行動のきっかけになった、ほっとした、癒された、いろいろな想いを抱ける作品満載です。

最近の記事

【追記】労働問題┃産業別労働組合に加入してみて感じたよしなしごと

既報の通り、産業別労働組合(以下、ユニオンという。)に加入しました。 組合費は手取り金額の2%です。郵便局での振込しか受け付けません。 そごく手触り感を感じます。 これまでの給与天引きと違い、いま振り込むこのお金によって変化が起こってほしい、変化を起こしたいと祈るような気持ちで郵便局の窓口で支払いました。 ユニオンの規模自体は大きなものではないものの、全国の会社から組合員が参加しています。 それぞれが、既存の組合に不満を感じ、自分の力で現状を変えたい、もっと声を挙げたいと思っ

    • 【読書】アレクサンドロス大王┃病的な西洋史観の始まりのはじまり

      まあ、大層なご身分ですこと。 要は戦国武将ですね。 異種交配が生じるのは当然のことで、それをさも戦利品のように記述するのはいかがなものか。未開ーー西洋文明から見てのそれーーの民が幸福でないという理由はいささかもない。未開を開墾することが必ずしも善であるともいえない。歴史の始まりの始まりで、このように自己正当化が激しい西洋歴史観は修正を迫られるはずだ。 人間的にも問題あったんですね。どだいこんな何万何千人を殺したひとを英雄視するなど、現代人の感覚からいって無理というものだ

      • 【読書】カインとアベル┃神への違和感しかない(笑)

        神は、ある日、2人に神に捧げものをするように命じた。アベルは、神が一番喜ぶものは何かと考え、自分の飼っていた子羊を捧げた。一方、カインはどうすれば自分が一番困らないかと考え、果物と穀物を捧げた。神はアベルの捧げものを選んだ。 嫉妬にかられたカインは弟のアベルを殺してしまう。 神はアベルを探したが、見つけることができなかった。そして、カインにアベルの居場所を尋ねると、 この話は、ちょっと違和感がある。神は主観的構成要件を重視しているように思えるからだ。すなわち、アベルは神を第

        • 【労働問題】ひとりぼっちの闘争┃気違いと呼ばれても俺はやる

          いきなりだが、産別労働組合に加入することにした。 現在の会社はユニオンショップ制で強制加入だ。組合を脱退すれば解雇事由となるが、別の組合に加入していればその限りではない。月に3,000円、組合費が給与から天引きされているが、だからといって、何かメリットがある訳でもなく、組合専従のひとってデイリーで何をしているのかね?本当に無駄以外の何ものでもない。 10年以上賃上げがなく不満・不安を抱えている。経営職階になることはないと見切りをつけて、労働者の権利を目一杯利用しようと思い

        【追記】労働問題┃産業別労働組合に加入してみて感じたよしなしごと

        • 【読書】アレクサンドロス大王┃病的な西洋史観の始まりのはじまり

        • 【読書】カインとアベル┃神への違和感しかない(笑)

        • 【労働問題】ひとりぼっちの闘争┃気違いと呼ばれても俺はやる

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        • Born To Read~読む、書く、つながる
          7本
          ¥100

        記事

          【書評】『雨滴は続く』西村 賢太 文藝春秋

          西村賢太氏は、1967年東京都江戸川区出身。2022年2月4日夜、タクシー乗車中に意識を失い、翌5日死去。54歳の若さだった。死因は心疾患。独身だった。 わたしはこの報に接し、代えの利かない偉大な書き手を失ったと絶句し、非常に残念でならないという言葉しか浮かばなかった。合掌。 本作の連載を毎月心待ちにし、図書館でむさぼり読んでいた。この連載のためだけに図書館に行っていたともいえる。 詳しい作者の略歴は下記のwikiにて。一瞥すれば了解する通り多作である。 西村賢太 - Wi

          【書評】『雨滴は続く』西村 賢太 文藝春秋

          【読書】ドストエフスキーでも失敗する、いわんや凡人をや┃最後まで読めなかった本の供養のために

          作品名→『鰐(実際には旧字体のワニ)』 作者→ドストエフスキー 訳者→森鴎外(正確には森林太郎) 出版社→岩波書店 見世物小屋のワニを見に行った夫婦のうち夫がワニに丸呑みされ、咬まれなかったことを奇貨として、胃袋の中から上役のことを心配したり金策を心配したりするストーリー、とざっとこんなところだが、これを書きながら失笑を禁じえない。 シュールすぎるし、冗談にしても笑えない。途中で馬鹿々々しくなりぶん投げた。 鴎外訳を読んでみたいとの興味で手に取ったが、掛け値なしの駄作だ

          【読書】ドストエフスキーでも失敗する、いわんや凡人をや┃最後まで読めなかった本の供養のために

          【健康】アルコールを辞めてみて、あるいはノンアルコール偏愛

          「お酒が百薬の長だなんて嘘です」 あるツイッターを見かけた。 一体全体どういうことなんだ? お酒が百薬の長じゃないなんて。 悪い冗談じゃないのか。 まずはリサーチ。 Google先生に聞いてみると、欧米では アルコールはたとえ一滴でも 「toxic」なものであるという医学論文が 多くあるという。 toxicとは化学的に毒であるといったニュアンス である。 わざわざ毒を身体に入れていたのか。 さらにリサーチを続ける。 大型書店でもアルコールは身体に悪いといった態 の本は多く、ほ

          【健康】アルコールを辞めてみて、あるいはノンアルコール偏愛

          【スピリチュアル】毎朝玄関の水拭き掃除をしてみて感じたこと

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          【書評】銀河鉄道の夜(について書いた本)

          何事も分析的・解析的なことがよしとされ 感情の赴くまま、その場でぱっと浮かんだ ことは、エビデンスがないだの、根拠が ないだのいろいろ言われて潰される世の中 になってしまった。 ご多分に漏れずわたしも書評をするために 書評を読むという分析的・解析的なことを している。良し悪は別として、自分も その他大勢ということだ。だが、一点指摘 したいのは、既に素晴らしい書評がある 場合に、屋上屋根を重ねるように自分の 拙い書評を書くことは自重すべきという 考えもあり得るということだ。 こ

          【書評】銀河鉄道の夜(について書いた本)

          【雑記】イメージとオマージュの間(あわひ)┃役に立たない言ノ葉

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          【法律】しずかちゃんのお風呂描写は表現の自由の一内容として保障されるか

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          【経済】スノーボード・グローブの耐用年数と超資本主義社会の衝撃

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          【雑記】お散歩夢幻┃役に立たない風景

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          【書評】『読書の技法』第1~4章 佐藤 優 東洋経済新報社

          なぜこの本を手に取ったか 2~3年前にこの本を読んで感銘を受けたのだが、内容をあまり実践せずうっちゃってしまっていた。今回再読し是非とも自分の読書に活かしたいと考えた。 この本を読む目的 初めは速読技術の本かと思っていたが、さにあらず、体系的知を身に着ける『読書』という行為について深く解説しているこの本。何をどのように読むかについて、「読書の型」を身につけることを目的として読みたい。 あなたにとってのこの本 昨今読書離れが進んでいる。でもここまで読んだ貴方は読書によ

          【書評】『読書の技法』第1~4章 佐藤 優 東洋経済新報社