節分にまつわるアレコレ
今日は「節分」=立春の前日=冬から春への節目
旧暦でいうところの大晦日です。
「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまき、
鬼を追い払う日。
婚家ではやりませんが、実家の方では
柊の葉付きの枝を焼いた鰯の頭に刺して
門に飾り(鬼が門から家に入れないように)
炒り豆にお湯を注いだ豆茶を飲み、
湯でふやけた豆を年の数+1個食べていました。
子どもにとっては地獄のように苦痛だった
思い出です。
そういう行事だと、何の疑いも持たず素直に
思って従っていましたが…起源と意味は?
節分の豆まきの行事は、いつごろ始まったのか。
なぜ節分に豆をまくのでしょうか。
節分の豆が炒り豆なのは
・生の豆を外へまくと、そこから芽を出す
ことがあって縁起が悪いから
・まいた豆を拾って食べるから
『穀粒は神の目』なので、
豆をまいた後で拾い、『おかげ(神の恩恵)』
があるとして食するのだとか。
私が子どもの頃は、部屋に豆をまいて
拾って食べていましたが
(とりあえず拾い集めて後で食べる)
除菌を声高に叫ぶ現代では、袋に入ったまま
の豆(豆袋)を巻いたり、落花生だったりと
やり方が変わってきました。
最近の話では
保育園で“適切な保育”、“適切でない保育”
という話の中で
「節分の鬼で怖がらせる」ことが
“適切な保育” でないと言う動きがある
のだとか。
怖がりの娘は、泣き叫ぶほど鬼も天狗も
(会ってないけれどナマハゲとかも)
怒鳴り声も大きな音も嫌い過ぎて、
怒られないように細心の注意をして
生活する子に育ちました。
でも、中には
「鬼はそと~っていわれて、どこにいくの?」
と鬼の心配をする子もいるようです。
やりすぎはよくないけれど、
「怖いもの」があるということは、
暴走の制御になる場合もあるので
怖いものなしの人より人間らしいと
私は思います。
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