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大寒・水・押し競饅頭

今日は24節気の24番目『大寒』
1年で最も寒さが最も厳しくなるころ。

大寒の水は、雑菌が少なく、滑らかで霊力もある
などと言われている。
雑菌が繁殖しにくく、発酵もゆっくり進むので、
味に深みが出るとも言われ、この時期にお醤油を
仕込んだりもするらしい。

とはいえ、調味料はもっぱら購入派なので、
特に何かの仕込みをするわけではないけれど、
近所にとてもきれいで美味しい湧き水があるので、
「大寒の水」を汲んできて、お守り代わりに1年間
台所の流しの下に置いている。
また1年、美味しいごはんが食べられますように...
と願いを込めて。

こういう季節ごとの台所仕事を実行してはいないけれど、
農耕民族の血なのか『季節』情報はとても気になる。 
季節の情報のメモとして

大寒の初候
 款冬華(ふきのはな さく)1/20〜1/24
  雪の下からフキノトウが顔を出し始める季節
大寒の次候
 水沢腹堅(さわみず こおりつめる) 1/25〜1/29
  流れる沢の水も凍り付く厳寒の時期
大寒の末候
 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)1/30〜2/3
  大寒も終わりに近づき、ニワトリが小屋に入って
  卵を産み始める頃



今朝のラインニュース(だったかな?)で、
『寒い日の子どもの遊び』として、
おしくらまんじゅうを紹介していたけれど、
今の子ども達もやっているのだろうか?
このご時世だから密着して何かをすることは
避けられてる?
いや、そもそも『おしくらまんじゅう』を
知っているのだろうか?
(おしくらまんじゅうって押し競饅頭と書くのね)

ふと気になって、もう大分大きいうちの子に
「おしくらまんじゅう、知ってる?」と聞いてみたら
「高校の時、部室が寒すぎたからみんなでやってた」
という返事。
想像するに...わぁ〜きゃ〜盛り上がって笑すぎて
さぞかし温かくなったんだろうな。
ところで、おしくらまんじゅうのルールは全国共通
なのかなと思って検索してみたら、なんと協会が!?

遊び方
❶直径3mの円を描き、5〜6人がその中に入る。
(人数によって円の大きさを変える)
❷腕を胸の前で組み、
「押しくらまんじゅう、押されて泣くな」
とかけ声をかけながら、背中やお尻で押し合う。
❸円から押し出されたり、タイミングを崩して
尻もちをついたりしたら円の外へ出る。
❹最後まで残った子の勝ち。

日本スポーツ協会


派生して、おしくらまんじゅう鬼というものもあるらしい。
これはやったことないなぁ。


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