そのときの彼のことを悪く言うのは、そのときの自分の判断に全部ダメ出ししているってことじゃない。
散々文句を言った後、最後に彼のこんなところがよかったなって、私が好きになった理由を思い出すんだよ。そしたら癒える。結局自分が好きだったんだなぁって思い出すとそれで終わるんだよね。
未練とか相手が嫌いとか悪口は自分に跳ね返ってくる。それを選んで好きだった自分さえも否定するから究極の自己否定になっちゃう。
別に本当はどうだったなんていいんだよ。彼を好きだった自分をもう一度信じる。好きだったよね。よしよしって。それでもう一回恋愛ができる。
あいつを好きになって傷ついて。それをそのまんま今に引きずってたら全部思い出すじゃない。
傷つけられた私。あんなふうに言って私を踏みにじった彼。
それじゃなくていいんだよ。好きになったことを思い出そう。そこを忘れちゃうと次に好きにならない。好きになってもどうせそれを否定する自分。人を好きになる自信がなくなるのはもったいないよね。

假屋舞さんと有竹志保さんの八木さやちゃん恋愛講座spinoff配信より

心をクギ刺しにされたな。書き起こししちゃった。あぁ、苦ちぃ。

なんかかっこよく見えたんだよな。

仕事ができて、おじさんからお客さんから信頼あって。夜遅くまで仕事してて。

でも、会社を斜に見てて。アウトローでアンニュイ。いつも具合悪そうだったな。髭剃りに負けて口周りがよく荒れてたなぁ

学生時代からの友達と未だつるんでて遊んでる話をよく聞かされた。上京してすぐ、友達いない私には羨ましかったな

楽しそうだったのかな。なんだかんだ言って。おもしろおかしく話てたのかな

ただの先輩後輩の関係だったら、楽しいだけでよかったんだけど、もっと近づきたくてデートしたな。何回か。

怖くて聞けなかったけど、彼女いたのかもね。なんか雑に振られたな。

付き合うとかないからって。

クギ押されて。

なんだか、心のなかで、

はーやっぱりねって。思う自分もいて。

心がビリーって引き裂かれる音がした。

もうその後は、精神崩壊してずっと泣いていたし。

会社もずる休みしたし。姿を見ると過呼吸だったし。

本当に体調も悪くなって、太ったり痩せたりを繰り返して。

こんなに苦しいものかって。恋愛が恐ろしいかったし。

何もなかったように後輩の女の子と仲良くしゃべっている姿みるだけで、嫉妬で狂いそうだった笑い泣き

思い返したら、スピリチュアルに傾きはじめたのもこの頃かも。

なんでそこまでズタボロにされなくちゃいけなかった？

何も始まってもなかった関係。

自己否定。

お前なんか愛されるはずないじゃん。

お前なんか相手にされるはずないじゃん。

って、おもくそこん棒で自分を殴って、好きの気持ちを叩きつぶさないとって思ってたね。

あきらめるって、そういうことだと思ってたから。好きの気持ちを扱い方を知る由もなかった。

今の私が、そのときの私を迎えに行けたら、どうするかなぁ…

一緒に泣くな。。よしよしするかな。掛ける言葉は見つからないよ。

悪いことなんて何にもしてないのに。

なんでこんなに悲しいんだろうね。