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嫉妬していました。

ステキだなと思う女性がいました。

自分の好きなことをビジネスにし、小さいながらも、それを気に入ってくれる生徒さんがいて。

コロナ禍でも、上手にオンラインにシフトしながら、お金を回していて。

お子さんを産んで、赤ん坊を抱きながら仕事をしています。

私もそれがすごいなー!って思っていたから、患者さんに還元し治療に生きることがわかりました。

そして、私もZoomで仲間にシェアし出しました。

でも、詰まんなくなってきました。

あの人みたいには稼げない。

あの人みたいに受け取ってもらえない。

あの人はいいな。プライベートもビジネスもうまくいっていて。

だから、姿を見たくなくて、しばらくお休みしていた時期があります。

その時は、今は他のことに興味あるから、ピンと来ないだけ。って思っていましたが、

久しぶりに講座を受けて、やっぱり面白いなって。この人を見つけた私ってセンスいいって思いました。

ずーんとした気持ちと向き合いたくて、お散歩に行きました。

しばらくは、風の音と川の音と、太陽の温かさを感じていました。

嫉妬していたのかも。羨ましかったのかも。

初めて本音に触れてみたら、ないないないが私の中に溢れてきました。

その裏には、本当はこれもしたい。本当はあれもしたい。っていう希望がいっぱい湧いてきました。

でも、ないないないって思っていたら、私が今生み出した世界は何なんだろうって、急に詰まんなく思えて、悲しくなりました。

私は、仕事で訪問介護をしています。鍼灸師だけでは食べていけないので、訪問介護をしましたが、本当はこの仕事を気にっています。

本当に助けが必要な人に、手を貸せる。長年携わってきたので、空気のように呼吸するように当たり前にできる仕事です。

これは私が障害をもっている兄にできなかったことでした。

私の世界も素敵だな。って思いました。

今日、訪問ケアで障害を持った女の子を通所に連れていくのですが、いつも元気な彼女がぽろぽろ泣き出したのです。

どうやら、今朝お姉ちゃんに意地悪を言われて、悲しくなったようです。

私は自分の手で彼女を背中をさすり、途中ベンチで休みながら、通所へ向かいました。

何があったの?

どうして、そう思ったのか、お話できる?

また、悲しい気持ちになったら、どうしてほしい?

放っておいてほしい?話を聞いてほしい?

彼女の出来事と気持ち、彼女の望む対応を通所のスタッフに引き継いで、ケアを終了しました。

私は彼女に対して、やさしくできました。

悲しい気持ちに必要以上に浸り大げさにすることなく、

無理やり元気の方向へ引っ張るでもなく、

自分の価値観も押し付けることなく、

彼女を冷静に受けとめて、対応できました。

そんな自分を我ながら、素晴らしいと思った朝でした。

少し先に歩いている人を羨ましく思っただけだよ。

そこに私の本音が隠れている。だから、過剰反応してしまう。でも、嫉妬はいけないって思っているからフタをして気が付かないフリをしていた。彼女にできたように、今度は自分自身に聞いてみよう。

古事記イザナミとイザナギのお話。
イザナミがカラダが完成した初めに出た言葉。私には足りないところがある。穴があるのだから足りない。ここが充実すると足りる。ここが自己肯定感を作っている。ないところなんだから、支えてあげないと。女の股の力と書いて努力。
自己否定あって当たり前。女はないないって思うようにできている。カラダがそうなってる。絶望と希望と一緒に沸いてくる。本音言わないと人生進んでいかないよ。本音が時間を進ませることができる。どんどん次のステップ行こうよ。  ~八木さや恋愛講座 補講2より

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